久しぶりに晴れあがった15日(月曜)の朝、郵便局へ行く道すがら、マロニエの木と落ちていた実を写真に撮りました。
ウチの前の公園のマロニエの樹です↓
マロニエの日本名は「西洋トチの木」ですね。縄文時代の日本人はトチの実を川の水に漬けてアクを抜き食べたそうです。
天狗の羽ウチワみたいに5枚の葉が手を広げたような形をしています↓
この公園は昔、家畜の市が開かれたそうです。マロニエに幹に牛や馬やヤギを繋いで値段の交渉をしたんでしょうね。もう一枚マロニエの写真を↓
夏休みの間中、この公園は近所の子供たちのサッカー場となり、日暮れまでボールを蹴る音と賑やかな掛け声が聞こえていました。
地面に落ちたマロニエの実とトゲの出た栗のイガにあたる鞘です↓
マロニエと栗とはフランスでも混同され、マロン・グラッセという時は栗の実ですが、普通マロンというとマロニエの実で、栗の実は正しくはシャテ-ニュ(chataigne )、栗色の髪はシャタン、またはシャテーヌと言います。
2軒置いて隣りの養老院は今工事中で、夏の間、大きなクレーンやダンプがひっきりなしに出入りしていました。ここはかつてお城付属の施療院だったのですね。年代を感じさせるブルゴーニュスタイルの瓦屋根です↓
屋根の稜線が直線でないところが趣があっていいですね。現代建築はほぼ幾何学的な直線が主体なので冷たい感じがする。素朴な田舎の建物に親しみを覚えるのは多分人間の身体が直線ではないからだと思います。むろん拡張工事中の部分はコンクリート製で直線です(涙)。
養老院と郵便局の境の灌木が紅葉しています↓
これは「ウルシ」の一種でしょうか? 植物図鑑で調べると Sumac de Virginie と
出ていました。「ヴァージニア・ウルシ」となりましょうか。 Sumac がウルシでアラブ語の Summaq から来ているそうです↓
養老院と郵便局の間を細い川が流れてるんです。パリに近いところでセーヌ川と合流します。ロワン川と呼ばれています。フォンテンヌブローの近くで有名な町を挙げると、印象派のシスレーが晩年を過ごしそこで没した「モレ・シュル・ロワン」があります。シスレーが何枚も油絵を残している石の橋はロワン川に掛る橋なんですね。ウチの近所ではまだ小川で水も粘土質の土壌のため濁っています↓
橋はこの堰と並行して掛っています。堰の反対側を橋から観ると遠くにお城の屋根と時計台の尖塔が見えます↓
切手を買いに行ったのに、郵便局は閉ってました。月曜の午前中と水・土曜の午後、日曜はお休みでした。めったに行かないので忘れてました。田舎の郵便局はのんびりしています。
もう一度マロニエの木立を眺めながら帰ります↓
家に戻ると、庭にも赤い実がなっていました↓
「コトネアスター」らしいのですが確信がありません。図鑑の写真が小さいので。
2種類の木が混じって生えています。葉が広い方の木は繁殖力が強くて、この夏、枝をばっさり1m以上切ったのですが、また一斉に枝を伸ばしています。
白い花をつけ、甘い香りが漂ってきます。小さな実がなるのでグミの一種かな?
今年の秋は雨が多く、明日から3日連続で雨の予報です。湿っぽく寒いので、暖房が欠かせません。日本の秋は如何でしょうか?











