13 - 3 対立候補の支持 | 雷神トールのブログ

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トリウム発電について考える

 「OASとあなたのご一家が深い関係にあることを言いたいのです。もっとさかのぼると、ナチ占領下のペタン元帥のもとで首相を務め対独協力で死刑になったピエール・ラバルの弁護士も父上が務められましたね。ラバルの娘婿、ネルトン・ド・シャンブランはジャクマン一家と親しくOASの支持者だった」

 「死刑囚といえども弁護される権利がある」

 「わたしが言いたいのはOASとあなたの家とが父上の代から深い関係にあるということですよ。OASはアフリカにフランスの支配を維持しようとした軍人の組織だ。

 今度の事件はベレ女史が汚職事件として審問を開始したがためにルイ・フーキエに照明が当たったが、本当はセルヴァンなにがしがアフリカの政治工作のために資金調達先としてイカルス石油に入り込み、フーキエに資金工作をやらせた。

 もとをたどれば軍の秘密情報機関SDECEから出たもんじゃないですか?ベレ女史とあなたが協定を結んでフーキエを陥れようとしているのはフーキエが左翼だけじゃなしに、右翼の支持も受けていることがあなたの気にいらないからだ。

 なぜならあなたは、現大統領の対立候補、同じ保守でも仇敵関係にあるデバルデユーの支持で今の社長職を得たからだ」

 「あなたは私に何を要求したいんだ?」

 (つづく)

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