ジャンヌ・マリーは和秋の胸に手をかけて囁くと、ふたたび和秋の口を吸い舌を挿し込んできた。和秋はあたたかい彼女の舌を口いっぱいに受け、舌をからめて応じると喉にも呑み込むようないきおいで吸いかえした。ふたりの口は甘く熱くやわらかに溶け合った。
和秋はジャンヌ・マリーの強い成熟した女の匂いを嗅いだ。子を宿したがる発情した女の身体を和秋は想った時、下腹部にむくむくと欲望が沸き上がり、力が満ちるのを感じた。ジャンヌの手が下へ伸び、股間に触れ、和秋は熱く勃起してゆくのを感じた。
「そう。これでいいのよ」
ジャンヌ・マリーは和秋のシャツのボタンを外すと、手を差し入れて肌に触れ、もう一方の手でズボンのベルトを外し始めた。和秋が自分で外すと、彼女はブラウスを脱ぎ、スカートを脱いだ。彼女は下着を着けていなかった。
「寒くはないわ。夏がもうすぐよ」
ジャンヌ・マリーは和秋のシャツを剥ぎズボンも下着も脱がせると和秋の胸に手を当て撫でながら言った。
「小麦色の肌。すべすべして気持ちがいい」
彼女は痩せた身体に似合わず和秋がはっと息を呑むほど豊かな乳房を持っていた。丸く張り切った下方のふくらみが、薄明りの中に淡くまっ白に浮かんで見える。盛り上がる重みと下からのふくらみの危うい均衡の頂点に桃色のふたつの蕾が突き出ていた。
官能が白くやわらかな肌のふくらみにそそられて和秋を陶酔に誘った。魅入られたような和秋の顔に、ジャンヌ・マリーはぐっと胸を寄せ、頭に手を掛けると、その顔を胸へ抱き入れた。和秋は両の乳房に顔を埋め頬を押し付けて接吻すると、顔を挙げ、もっとも官能がそそられた乳房の下部の丸いふくらみに唇を当て夢中で愛撫を始めた。甘い汗の匂いがした。
(つづく)
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