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まだ恋人同士だった時に書いた文章です。

重い重い!!って思うけど、これが当時の心境なので、記録として残しておきます。

 

 

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レッテルを貼られないかという心配は、杞憂だった。

でも、私は今だって、自分のことを伝えるのが怖い。伝えたことで壁ができてしまったら、気を遣わせてしまったら。それが嫌だから、今は必要でない限り、または質問されない限り、持病については言わないことにしている。

自分のことを分かってもらえないことも、傷つくことも、生きていればそりゃもちろんある。私自身にも、もちろんあった。逆も然りだ。悲しいけれど、悔しいけれど、それはもうしょうがないことなのだ。
でも、ちゃんと分かってくれる人・分かろうとしてくれる人は、向き合ってくれる人は、きっとどこかにいるはずだ。
だから大丈夫だよと、知られることを過度に恐れていた昔の私に言ってやりたい。

普通にお話ができることが、一緒に楽しく過ごせることが、たまらなく嬉しくて幸せだった。私が怒らせてしまったり、逆に私が「ちょっと嫌だなぁ」って思うことも、少しはある。相手にももちろんあるだろう。でも、全部ひっくるめて、こういうやりとりができることが嬉しいなと感じている。

 

先日電話で、「これからの話」をした。私とのこれからを考えてくれていることが、とてもありがたくて嬉しかった。

今後、どうなるかは分からない。
何があるのかなんて、誰にも分からない。
今は遠距離恋愛で、次いつ会えるかも分からない。分からないことだらけだ。

色々大変なこともあると思う。
未来のことを今後ちゃんと考えるとしたら、再手術の可能性、妊娠出産がどうこうなど、今後私に起こりえることも伝えなくてはいけないと思っている。三回目のカミングアウトをするのは、正直、とても怖い。その「起こりえること」は、私にも分からない部分が多いから尚更。これは誰にでも言えることだけど。

心配はもう十分にかけているし、もしこの先もとなったら、これからもかけてしまうだろう。迷惑だってたくさん。それが申し訳なくて、苦しくて不安でこっそり泣いてしまうこともある。気が早いか。重いかな。でも、こういう気持ちが心の中にあることも、事実なのだ。
だから、考えすぎてしまうことを、たまに泣いてしまうことを、今はどうか許して欲しいなと思う。

一緒にずっといられたら、それはものすごく幸せなことだ。私はずっと一緒にいられたらいいなって思っている。あの人のことが大好きだから。

 

でも、何があっても、どういうことになったとしても、

「ながく元気でいて欲しい」という願いと、
「私を受け容れてくれてありがとう」の感謝

これは絶対に、今後何があっても変わらない。