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入院レポから

 

眠いが便を出すべく起きた(起床時間前)。「たしか指定時間までに排便ないと浣腸になるんじゃなかったっけ?それは嫌じゃ!!」という気持ちから。

 

結局、排便の有無を聞かれることも浣腸がどうのこうの言われることもその後なかった。まあいずれにせよ出しときゃ安心するから、これからも出せるときに出しておこうと決意した。ケツだけに。


2回トイレ。お茶飲んでから行ったら2回目に出た!よかった。
ついでにお茶を自販機で買っておいた。

 

ちょっと飲んでトイレを2、3回くらい繰り返した。7時から絶飲食と点滴開始で何も飲めなくなるし、点滴の管が長くてトイレに行きづらくなるから。

 

薬飲む(*いつも飲んでる利尿剤はなしで、エナラプリルのみ。これは降圧剤か心不全の治療が目的らしい)。

点滴をつけてもらう。

熱と酸素と血圧測る。眠い。

 

 

(以下、今の私の記憶より)

 

 

緊張してくる。相棒のピーちゃんの写真を撮って加工したり、テレビを観たり、本を読んだりして過ごす。今の自分と近い状況(入院中のシーンがある)の小説を読んだ。その時々に近いシーンがある本を読むと、昔からなんだか落ち着くのだ。ウォークマンで音楽も聴いた。

 

画像1
 

↑相棒のピーちゃん。可愛いでしょ。たからもの。

 

ちなみに、読んだ本は、さくらももこの「そういうふうに生きている」(妊娠・出産時のエッセイ)、小粋の「キミと生きた証」(心臓病の女の子とヤンキーの男の子の恋愛等を描いた携帯小説)だった気がする。

 

いよいよ手術室へ。看護師さんが部屋に来てくれる。今回、初めて歩いて行った(これまではずーっとベッドだった)。部屋の外に主治医の先生!嬉しい。先生と看護師さんと一緒に楽しく話しながら歩く。

 

待合スペースにいる母と会う。引き出しの鍵を預ける。なんか照れくさくて「よろしくお願いしやす」とニヤニヤしながら言って別れる。手術室のほうに行くときしか使わないであろうエレベーターは大きかった。

 

真っ白い手術室スペースへ。前を、泣いている男の子とその子を抱っこするお母さんが歩いている。泣いているあの子は昔の私のようだった。

 

手術室に入る。緊張した。だけど室内の看護師さんも先生も優しくて気さく。「髪長いねぇ!」「ショートもいいぞ!」など、髪の毛の話で盛り上がって楽しかった。

 

帽子をかぶってベッドの上に横になる。「緊張してる?」と聞かれたので、「してます!」と言う。「寝てる間に終わるからね」と言われる。

 

心電図をつけてもらう。酸素のマスクをあてられる。

「今から麻酔の薬いれまーす」と言われる。目をつぶる。頭がもやもやする。

右手を、看護師さんが握ってくれていて嬉しかった。なんか音楽流れてた。

 

ちなみに、麻酔による「頭のもやもや」が恐怖で、私はカテーテル検査のたび毎回泣いていた(中3まで)。今回の目標は「泣かないこと」だった。目をつぶった甲斐あってか泣かなかった。やったー。

 

 

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