先日、4/3のこと。

こちらのブログで春サンを褒めちぎる際に使った言葉があります。

「決断の速さ」

「妥協点の飲み込み方」

オトナになればなるほど、こちらの二つの意味がどんどんわかるようになってくるんじゃないかな。

まずは「妥協点の飲み込み方」。

人は誰しも、なにかの「決断」をする際には大なり小なり「妥協」するものだと思っている。

物事の決断に「妥協」はつきもの。

それをどうにか自分の中でうまく飲み込んで、「今はこれがベストだろう」と決断する。

「今は」ってところが重要。

これが理解ってない人は、他人を巻き込んでなんとか物事を進める。

例えばよく聞く事例だと、

「作品に妥協したくない為、CDの発売日を延期させていただきます」

ってあるじゃない?

本人は妥協しなかったかもしれないが、必ず誰かが尻拭いをしているんだ。

この場合、「納期」と「自分のエゴ」のバランスで妥協点を決めなきゃいけないと思うんだけど、その範囲内では決断が出来なかったんだよね。

これが一個目の言葉、「決断の速さ」にも繋がってくる。

「妥協点」なんてものは、時の流れや自身の成長によって、リアルタイムにどんどん先の方に設定されていくもの。

だからほんとの意味で「一切妥協しない」なんてなかなか難しいと思う。

その妥協点を上手く飲み込んで、「これでいい!」とすぐに決断して実行することの方が、全体的に見たときには有益なことの方が多いと思う。

人生において、何に対峙したときでもこの二つの事は大事だと思ってる。

私も妥協点を見極めて、すぐに決断できる人間になっていきたい。

たとえ「妥協」したとしても、「後悔」だと思わなければ勝ちじゃん。

わかっちゃいてもなかなか難しいんだけどね〜ェ。