4/3(水)EDGE Ikebukuro
亜樹(Dolly/@tree works)主催
「H@PPY BIRTHD@Y 2@24」

亜樹の自作自演のお誕生日会、ありがとうございました!
いやァ楽しかったし、べらぼうに疲れた!
過去一の盛り上がりを見せたんじゃないかなァ?
楽屋でもみんな仲良し同窓会みたいになってて、こういうのは主催者冥利に尽きる。

「溺れた奇形」ではLa'Muleのカバーをさせていただきました。

1.inspire
2.Curse
3.ナイフ
4.溺れた奇形
5.Cry in past

La'Muleベストのような選曲!
はじまりは春サンとの会話の中で、彼のルーツにLa'Muleがいたことを知り、「この人とLa'Muleをやりたい!」というキモチが一気に高まった。
以前という程昔から知っていたわけではなかったけれど、俺の中の「ヴィジュアル系で好きなボーカリストランキング」で6本くらいの指には入る春さん。
SCAPEGOATは残念ながら解散してしまったけれど、彼の後ろで叩いてみたいという欲が出てきてしまい、毎年「La'Mule演りましょうよ」と声をかけていました。
そして今年、三度目の正直が実ってこのセッションが実現!
OK出してくれた時は嬉しかったなァ。
ボーカリストとしてはもちろん、彼の好きなところは、何か問いかけた際の「決断の速さ」と「妥協点の飲み込み方」。
なので「ボーカリスト」と言うよりは「バンドマン」として好きなのかもしれない。
それから俺と共に「二日で3ステージ」を弱音一つ言わずに付き合ってくれた聖氏。
彼もLa'Muleが大好きなので、このセッションには必要不可欠でした。
そしてなぜかIZAMサンを目指してしまった夢人サン(ph)。
「またやりたいです!」と言ってくれた明弥サン。
どいつもこいつも素晴らしいメンバーで組めたなァと、嬉しくなりました。
大好きなLa'Muleをステージで演奏出来て、一つ夢が叶っちゃった。
特にCry in pastは死ぬまでに絶対ステージで演りたかったんだよ。

トリのセッションバンド「J@PANESE MODERNIST」では、メリーのカバーを。

1.冬のカスタネット
2.ジャパニーズモダニスト
3.黄昏レストラン
4.愛国行進曲
5.バイオレットハレンチ

アンコール(with ガラ)
1.ジャパニーズモダニスト
2.バイオレットハレンチ

こちらもメリーの有名どころの楽曲たちをやらせていただきました。
「冬のカスタネット」は季節的にも少し浮いているけど、俺がどうしてもやりたくて入れさせてもらった。
こんなんこの世で一番良い曲だよ。
メリーは昔から聴いていたし、メリーのバンドサウンドの素晴らしさもわかっていたつもりだったけど、カバーしてみると改めてすごいバンドだと気付く。
楽曲、アレンジ、音もすべてが「メリー」そのものであって、バンドはこうであるべきだよね!
ネロさんのドラムは鬼だった。
とにかく手数が多いし、速いし常に忙しい。
「普通このシーンでこんなフレーズぶち込むか!?落ち着けや!!」
というような部分も多々あるのに、でもそれがメリーを構成する一部(しかもだいぶデカい)になっているのもすごい。
音源でも再現されている独特のノリもすごくて、コピーするのに苦労しました。
トータル何時間スタジオに入ったことか…(30時間)

そしてアンコールではメリーのガラさんにサプライズ出現していただきました。
そんなつもりは毛頭なかったのに、「俺も出るよ」と向こうから言っていただいて、恐縮ながらも「シメシメ」とも思いました(ph)。
ただでさえ豪華なメンツを揃えられた2024年だったのに、さらにご本人登場。
シメシメと思わないわけがないだろう?
それにしてもガラさんが男前過ぎた…。
見た目云々の男前とかいう意味ではなく、まずは「出るよ」と言ってくれる心意気、しかもノーギャラだよ…?(机は差し上げました)
ステージ上でも緊張しているメンバー一人一人に絡みに来てくれ、ドラムの俺の方を向いてるときなんてお客さんからは見えないはずだのに「ハッピーバースデー!」と笑顔で口パクで伝えてくれて。
ステージを降りたあともめちゃくちゃ気さくに「楽しんじゃったよ!」と。
なんなんだあの男前は…。

いやァ、最高の一日でしたが、最大に疲れた一日でした。
みんなサンも楽しんで帰って、来年にも再来年にも思い出してくれるような一日になっていたら嬉しいです。
ではさようなら、また来年。