ゴルフ規則2012が届きました。
今年は、4年に一度のルール改訂の年ですね。
大きな変更点としては、
1.アドレスしたあとで動いた球
2.球がハザード内にある場合の禁止行為
3.スタート時間
ですが、プレイに関係ありそうなのが、1と2。
2については、解釈というか、ルールの適用が難しい場面が出てきそうです。
メジャー大会等、高速グリーンでは、グリーン上の傾斜の強いところに止まったボールが、アドレス時に風などで動くことがあると思うのですが、その場合の処置方法が変わったということですね。
JGAの解説 では、
【解説】
2008 年規則ではアドレス後に球が動いた場合は、プレーヤーが動かしたものとみなされ 1 打の罰を受
けました。
2012 年規則では、アドレス後に球が動いても、その原因がプレーヤーにないことの確実な証拠があれ
ば、罰はありません。例えば、突風が球を動かしたことが明らかであれば、罰なしに球は新しい位置か
らプレーしなければなりません。なお、アドレス後に、重力そのものにより球が動いた場合、局外者や
自然現象が球を動かしたことにはならず、プレーヤーが球を動かしたものとみなされます。
と書いてありますが、傾斜の強いところでは、人が近寄っただけで球が動いたり、微風でも動いたりで、余程の突風で無い限り、「確実な証拠」というのは難しいですよね。
「アドレス」の定義が、「地面にクラブを置くこと」なので、パッティングの時は、今まで通り、ヘッドを地面をつけずに構える習慣をつけておいた方が無難ということですね。