2022年1月

母の入院をきっかけに、40代にして認知症の父の介護をすることになりました。


2023年現在
父は、特別養護老人ホームへ。

母は、今も入院中です。

くわしくはこちらから↓
登場人物紹介


母にはがいます。

わたしから見ると叔母にあたります。


叔母

遠く離れて暮らしているけれど、

とても仲がいいですラブラブ



叔母は時々、

入院中の母の様子を知りたくて

電話してきます病院



先日も電話してきました。


スマホ「おかあさんの具合、どうですか?」



にっこり「7月からお腹にわるい菌がいて、体調わるかったんですけど。お腹のわるい菌がいなくなったので、この前会った時よりは調子よさそうでした」



スマホ「ちょっとずつよくなってるんやろ?」




ちょっとずつよくなっている

と言うのは、

ちがう気がするもやもや



ちょっとずつよくなる』というのは、

最終的に入院前の状態に戻ることを

期待しているニュアンスを感じる…。



驚き「えっと、お腹のわるい菌のせいで経管栄養も摂れなくて、点滴で栄養摂っていたのが経管栄養に戻っているので。吐いたりとかはもうないです」



スマホ「ちょっとずつよくなってるんやろ?」



驚き驚き驚き



これは

「そんなこと聞いてんじゃない」

ってことですよね。


一旦悪化した病状の件は

どうでもよさそうですね昇天





一旦悪化した件に関しては、

よくなっていますアップ



しかし、

入院全体に関することについては

ちょっとずつよくなっている

とは言いづらいダウン




かと言って

悪くなってるわけではない。



そういう意味では

ちょっとずつよくなっている…?



真顔よくなったと思ったら悪くなったりですね…」



やっぱり

「ちょっとずつよくなってる」

なんて言えないアセアセ



母は調子が安定してきて、

スピーチカニューレを使って

話す練習を始めた矢先。


嘔吐して意識不明

なってしまいました。




すでに危機は脱しました。


でも、

ちょっとずつよくなっているとは

やっぱり言えない



わたしの中で、

「母が話す練習を始めた」と聞いた時

かなり期待

抱いてしまったんですよね。


「よくなってるんだ」

「ゆっくりだけどよくなってる!」


そうやって期待してたら、

母の具合が悪くなった。


また期待して

悪くなるのが怖いのですネガティブ



スマホ「ちょっとずつよくなってるんやろ?」


繰り返される同じ質問。

叔母はZoom面会

母と顔を合わせています。



経管栄養を入れていて、

人工呼吸器装着

声を出せない母を見ても

「ちょっとずつよくなっている」

と信じているのか。


母はこちらの言ってることは理解してる。

うなずいたりはしてくれる。



驚き「入院したての頃は、支える力の強い車いすじゃないと座ることができなかったんですけど、だんだん自分の力で座る姿勢を保てるようにはなっているみたいなので、最初に比べたらよくなっているとは思いますけど」



スマホ「ちょっとずつよくなってるんやな?」




この流れ

もう「はい」って言わないと

許してもらえない爆笑




本当ならを大切に思うもの同士

不安悲しみ

分かち合ってほしいけれど


叔母

現実を受けとめられないというか

よくなるという希望

持ち続けたいみたいです。