認知症の父(要介護3)が特養にいます。
父に会いに行ってきました。
今回の父は、みんなが集まる食堂のようなところで、車いすに座ってテレビを見ていました。
職員さんが声を掛けてもぼんやりした様子。
わたしが、
「お父さん、(娘)ちゃんが会いにきたよ」
と声を掛けると、
「あー…。あんた(娘)ちゃん?(娘)ちゃんかあ」
と覚醒しました。
父の個室に移動してお話することにしました。

父は何だか意味もなく張り切っていて、
「このままじゃいけないからやる気を出さないと」
というようなことを言いました。
そして、
「村一番の武芸家になるんだ。やるぞ!」
と笑顔で、拳を上げました。
前回会った時の父は、元気がなさそうだったので心配でしたが、元気いっぱいの父が見られて安心しました。
ちなみに、
「武芸家って剣道とか?それとも柔道かな?」
と問うと、父は途端に興味をなくしました。
しかし、その後も何やら宣言をしては、
「やるぞ!」
と拳を挙げていました。
楽しそうだし元気そうでよかったです。