入院中の母と面会してきました。

母とは相変わらず、窓越しでの面会でございます。
携帯電話を通して声をかけるのですが、母は窓の向こうにいるわたしのことではなく、声が出る電話の方ばかり見てしまう。
母の友人から電話があったことを話しました。
「お母さんはいつも人のことばかり優先するから、自分のこと大事にしてもらわなきゃと言ってたよ」
と告げると、母は涙ぐんだようでした。
看護師さんのお話では、以前はベッドから車椅子に移るのはボードを使ってだったけど、今は2人がかりで支えて移動することができているとのこと。
母が移動に協力的とのことだったので、母自身が自分の力を使えるようになってきた、ということみたいです。すごいね。
ボードってイメージできなかったのですが、移乗ボードというものかな?
イメージはできなかったけど、
「前は◯◯だったけど、今は△△できるようになってるんですよ!」
と明るく伝えてもらう時は、いい知らせなんだということはわかる。
看護師さんの促しで、右手を動かしたり、左手を動かしたりしてくれました。
左足が車椅子のフットサポート(足を乗せるところ)から落ちていたのですが、看護師さんに言われて足を戻せたし、右足も「動かして」と言われたらわずかですが持ち上げて見せてくれました。
「お母さん、すごいね!」
と称えました。
右手も、持ち上げる動作だけじゃなくて、指を少し曲げる動作もできるようになったみたい。
一本一本折り曲げるような細かな動作ではなく、指全体を同時に折るような動きだけど。

時間は掛かっているけれど。
途中、病棟内でコロナが蔓延してリハビリもできなかったけど。
よくなっている。
母は、頑張ってくれています。

