本を読んでいます。
ぼけの壁 和田秀樹
新聞の広告で見て興味を持ちました。
『「ぼけたら不幸」は思い込み』はインパクトあるフレーズですね。
帯の裏には『認知症は「暴れる病気」でも「叫ぶ病気」でもなく、「おとなしくなる病気」』などとも書かれています。
まだ読み途中ですが、
『介護のプロが「やさしい」のは、それが介護を楽にすると知っているからです』
とあって「それだよ、それ!」って思いました。
ショートステイ利用時に父を担当してくれていたケアマネさんは、しばしばわたしが父に対してやさしいと褒めてくれました。他のご家庭では、なかなかこうはいかないそうです。
認知症の人にやさしくすると、楽になるんですよ。本当に。
この本でも、
「介護は子どものしつけとは別物」
「相手は病気だから責めたところでどうにもならない」
「叱れば関係性を悪くして問題行動を誘発するだけ」
などと書かれていました。
わたしが父にやさしくしていたのは、楽したいからというのが大きいです。
この本は、老人性うつについても書かれています。
まだ読み終わっていないので、読み終わったらまた改めて感想を書きたいと思います。

