認知症介護関連の本を読みました。

 

「ユマニチュード」という革命 なぜ、このケアで認知症高齢者と心が通うのか

イヴ・ジネスト ロゼット・マレスコッティ 本田美和子

 

 

 

 

 

 

以前、紹介した「ユマニチュード入門」はイラストが豊富に使われていて、具体的に何をするかがよくわかる本でした。

 

 

 

今回読んだ本は、著者たちがユマニチュードを開発した背景から描かれていて読み物として読み応え十分でした。

 

看護、介護に携わる人に向けた本ですし、反応のない認知症高齢者や、怒りやすい認知症高齢者への対応方法として有効なようです。

 

しかし、家庭においてでも応用できそうだし、わたしの父のように会話ができて、おだやかな認知症であっても参考にできる部分はあると感じました。

 

たとえば、わたしは父にお風呂に入って欲しい時、

「お父さん、お風呂はどうする?」

と、すぐに用件を切り出していました。

それで断られることがかなり多かったです。

 

ユマニチュードの本を読んだ後に、まず挨拶や雑談をしてからお風呂のことを切り出してみると「入ろうかな」と言ってくれました。

 

わたしがもっと早くユマニチュードについて知りたかったなあ。

そうしたら、実家で介護をしているあいだ、父にもっと快適に過ごしてもらえたかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

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