父に靴を買いましたが、残念ながら足に合いませんでした。

 

 

試しに履いた時、父は、

「これは特別な時に履こう」

と言いました。

 

つまり、日常で履きたくないということでしょうか。足に合わないのだから当然なんですが。

 

 

2日後くらいに、父を散歩に誘った時、父は言いました。

「そうだ。あんたにプレゼントしてもらったあの靴を履いて行こう」

 

プレゼントされたのは嬉しくて覚えてくれていたのかな。

 

でも、ごめんね。あの靴は履けないのよ。

せっかく覚えててくれたのに。

とても申し訳ない気持ちになりました。