父の健康診断に行ってきました。
その時、看護師さんの父への対応を見ていたら、見習わなくちゃと思いました。
看護師さんたちは、父に対して何かをする時、まず目を見て声を掛けるんですよね。
ゆっくりと、大きな声で。
「血を採るから、袖をまくりますね」
と言ってから、服の袖をまくる。
「身長を測るから帽子を取ってもいいですか?」
と声を掛けてから、帽子を取る。
言いながら取るんじゃなくて、目を見ながら、ゆっくりと大きな声で話し掛けて、相手の反応を見てから取る。
急いでいたり焦っていると、父に対して、何かしながら話しかけてしまったり、「こうするね」と言いながら同時に動作もしてしまいます。
自分の振る舞いを反省しました。
帰宅後、父はよくしゃべりました。
ごきげんだったんだと思います。
看護師さんたちが丁寧に接してくれたのがよかったのかもしれません。
「あなたのことを大切に思っていますよ」というのを行動で表現する。
先日、雑誌で見たユマニチュードもそういう趣旨だった気がする。
看護師さんの対応を見習いたいと思いました。
父はかなり温厚な方だしわたしも接し方に慣れてきたものの、うっかり雑な対応をするとその後、不穏になります。
不穏になると落ち着かせるまで時間がかかるし、話が通じなくてイライラも募ります。
24時間常に、というのは無理だけど、大事なところでは看護師さんのような対応を忘れないようにしようと改めて気付かされました。


