父は、普段スニーカーを履いています。

わたしが父の介護を始める前から履いている靴。

 

父は靴べらを使って靴を履くのですが、右足だけいつもかかとの後ろ部分が内側に入ってしまいます。

靴のべろも靴の内側に入ってしまい、

「何か窮屈だよ」

などと言っていますが、自分では直せません。

 

座って履けばちゃんと履けるのかもしれませんが、実家は玄関と部屋の段差がわずかなので、高齢の父が座ると立ち上がるのが困難ですし、椅子を置くスペースもありません。(そもそも父に座って靴を履く習慣がないので、今更変えられませんが)

 

靴紐が解けてもそのままにしてしまいます。

わたしが毎回、父が靴を履くのを介助しています。靴紐がゆるんだり解けた時には結び直します。

 

スリッポンにしたら、べろがないから今より履きやすいかなあとも考えたのですが、見慣れない形の靴は父が拒否する可能性が大。

 

見慣れたデザインでありつつ、履きやすい。

そんな夢のような靴はないだろうか。

 

 

ありました!

今日、夫と共に訪れた靴屋で発見しました。

 

セダークレストのスニーカーです。

靴屋さんに設置のパネルによると、

「立ったまま履けるスパッとシューズ」

 

立ったまま履ける?

すごくいいじゃん!

 

さらに「柔らかい、軽い、滑りにくいの三拍子」ともありました。

高齢の父に使ってもらうのに、滑りにくいというのはかなりポイントが高いです。

 

靴紐を結ぶ必要もなさそうだし、べろが内側に入らないようになっています。

かかとも硬めで、踏んだり内側に巻き込む心配はなさそう。

 

売場で目についたのはメンズだけだったので、夫に履いてもらったのですが、本当に立ったままスパッと履けました。
 
履き心地もよいらしいです。
お値段もお手頃。
 
これは買って、父に履いてもらおう!

 

 

 

 

ビジネスシューズもあるので、フォーマルな場で使う用にもよさそうです。