先日、ケアマネージャーさんが来訪した時に話の流れで

「アルバムを見ながらだとお話してくれる場合が多いから、ショートステイにアルバムとか持って行けるといいんですけど」

と言われ、こういうのを持たせてます、とファイルを見せました。

 

 

ファイルの中身は下記の通り。

  • 家族構成を書いたメモ
  • 家族写真
  • 母の写真
  • わたしの幼い頃の写真
  • 父のきょうだいの写真
  • 父のきょうだいの居場所
  • わたしの住所
  • 父の家系図(わたしの手書き)

 

 

他には、写真を添えて簡単な日記を書いたノートも持たせているので見せました。

 

ケアマネージャーさんは、

「わあ、すごい。お父さん、大事にされてるねえ」

と言っていました。

 

認知症の方のご家族は「どうして今までできたことができないのか」と言う人が多いから、わたしのように接する人は珍しいのだとケアマネージャーさんは言ってました。

 

認知症以前と比べて変わってしまった父。

認知症になる前に戻れるなら戻って欲しいけれど、叶わぬ願いです。

それならせめて、おだやかに過ごしてほしい。

 

介護する側としては、父の認知症の症状で手間が掛かったり困ることもあるけれど、父にやさしく接することが結局その手間を減らす一番の近道だったりします。接し方を変えると、父の反応も変わります。

 

自分の手間を減らすために、やさしく接しているという面も大きいです。

 

それに、怒りや不満を感情的に人にぶつけるのって、スッキリするようで自己嫌悪に陥るので、普段からしないように心掛けています。