朝6時。
まだ寝ていたわたしは、父が部屋をうろうろするので目を開けました。
父は問います。
「お母さんは、どこに行ったんだ」
お母さんは、入院してる。
「入院?いつからだ。昨日か?」
1月から…(眠い)
「そうすると、もうひと月くらいになるのか?」
そう…(めんどくさくなった)
「どこの病院だ」
病院名を答えるわたし。
「その病院はどこにあるんだ」
わたしがいつも説明に使うファイルが手元になくて探していると、父がどこからか持ってきました。
何かわからないことがあれば、そのファイルが必要というのは覚えているみたいです。
このファイルには、こんな情報が入っています。
- 家族構成を書いたメモ
- 家族写真
- 母の写真
- わたしの幼い頃の写真
- 母の入院している病院のパンフレット
- 父のきょうだいの写真
- 父のきょうだいの居場所
- わたしの住所
- 父の家系図(わたしの手書き)
ポケット数が少なめのA4のポケットファイルを使っています。
選んだポイントは、この3つ。
- 薄手であること
- 表紙が透明であること
- A4であること
選んだ理由は下記の通りです。
- 薄手であること
ダブルクリップで止めて目のつくところにつるしておくことができる。
父がショートステイに行く時に持たせてもかさばらない。
- 表紙が透明であること
中に何が入っているかすぐわかるから。
一番前には、家族構成を書いた紙と、家族写真を入れています。
「お母さんはどんな顔をしていたっけ?」
「ここは何人家族だっけ?」
と、父が言った時にはこのファイルの表紙を見せればOK!
- A4であること
あまり小さいと行方不明になるので、A4サイズが適切です。
わたしは100円ショップで買ったものを使っていますが、中に入れた紙が折れることが多くてちょっと困っています。
ざっと調べた感じでは、このファイルがよさそう。
父の介護関係の書類、母の入院関係の書類など、介護生活にはとにかく書類が多くなります。
実家と自宅を行き来しているから、一部だけ持ち運びたい時もあって。
このファイルは、カラー別の薄手のファイルに収納して、更に別売りのファイルにまとめることもできる。
試しに買ってみようかな。
買ってみたら使い勝手をまたご報告します。