喪服を持っていないわたし。

 

夫とともに喪服を買いに行きました。

百貨店に「ブラックフォーマル」というコーナーがあったので、そこへ。

 

何をどう選べばいいのかわからない。

ふわーっとした感じで売り場に足を踏み入れると、すかさず店員さんが話しかけてきます。

 

「買い替えですか?」

いいえ、持っていないので一着買おうと思いまして。

と答えてから、店員さんの本気が発揮されます。

 

どんな喪服を探しているのか問われたので、ワンピースにジャケットみたいな、と漠然とした喪服のイメージを伝えました。

「お客さまの肩幅ですとこのサイズでしょうか?」

と目測でぴったりのサイズを言い当て、

「これがいいんじゃないでしょうか。とりあえず試着してみます?」

と、お上品な物腰ながらぐいぐい来ます。

買うつもりで来ているからいいんですけども。

 

喪服なんてどういうのがいいのか全然わからず、提案された商品を見ても正直おばさんくさくない?ださくない?と思ったのですが、言われるがままに試着してびっくり。

 

すごい似合ってる。

身体の線がすごく綺麗に見える!

 

他にも二着ほど見繕ってもらったのですが、一番最初に試着したものがよいと感じ、夫も同じ意見だったのでそれを買いました。

 

ハンドバッグを薦められ、これもいくつか見比べて一番最初に紹介されたものを購入。他には黒いハンカチを薦められたのでこれも購入。

 

靴は、別途買った方がいいだろうと考えてこの日は買いませんでした。

 

 

薦められたものをそのまま買うのはちょっと悔しいのですが、試着したり手に持ってみたら似合っていたのでプロの目ってすごいなあと思いました。

あのお店で買ってよかったと思います。

 

実家を片付けていたら、母の喪服の着物が2枚ほど出てきたのでそれを着るという手もあるのですが、着物は長いこと着てないから着付けに自信がありません。

こちらもいざという時に備えて着られるようにしておきましょうかね。

 

 

ちなみに、喪服の気になるお値段ですが。

税込11万円と安くはなかったです。

年取っても着られるデザインなのでわるくない買い物でした。多少下半身にお肉がついても切られるデザインだって店員さんは言っていたけれど、体型の維持に努めたいと思います。

 

今回喪服を買ったのは、東京ソワールというお店でした。

各地に店舗があるし、ネットでも販売してますね。