母に窓越しに面会する時、父の写真を見せています。
コンビニでA4に印刷した写真をスケッチブックに貼って、横には写真の説明を書きます。
スケッチブックが全部埋まったので、実家に持って帰って来ました。
「これをお母さんに見せたよ」と言うと、父はスケッチブックを手に取って中身を確認しました。
書いてある文章をひとつひとつ読み上げながら写真を眺めて、とても楽しそうでした。
母のために作ったものだけど、父も喜ぶとは。
その後も、折に触れてスケッチブックを開いて、
「この写真集はいいねえ。こういうのがあったらまた買おう」
と言いました。
非売品です。
