父がショートステイに慣れたようだし、入院中の母の容態も安定しているので、夫のお休みに合わせて1泊2日で旅行に行ってきました。息抜きも必要です。
宿泊先はこちら。
大丸温泉旅館
那須に行きたいとわたしが言い、夫が旅館を見繕って予約してくれました。
夫の手配に任せて、事前に調べたりはしなかったんだけど、自然の中にあるまさに秘境の温泉でした!
明治時代から続く由緒正しき旅館なのですが、建物は新しくて内装もとってもきれい。
建物は新しいのに、古き良き時代の旅館という雰囲気。
旅行って非日常を求めるものだと思うのですが。
客室の生活感がなくてより非日常感がありました。
設備や備え付けの棚が洗練されていて素敵なのもありますが、それ以外にも非日常感ポイントがありました。
冷蔵庫などを木の格子戸でカバーしている。
トイレの予備のトイレットペーパーが品のある巾着に収納されている。
ゴミ箱が部屋の色に合わせた色で、馴染んでいる。
自分の家のインテリアにも取り入れたら垢抜けそうな工夫です。
そして、温泉。
露天風呂があります。
女性専用の露天風呂は、2つありました。
1つは、石楠花の湯。
屋根がついていて、浴槽内は石畳。
もう1つは、山ゆりの湯。
これぞ秘湯という雰囲気を味わえます。
露天風呂というと、周りから見えないように壁で囲われていたり屋根がついていることが多いのですが、ここはそういうものがなく、かと言って周りから見える心配もありません。
まさに山の中って感じで周りをほぼ緑に囲まれています。
浴槽内は玉砂利って言うんでしょうか?丸っこい石が敷き詰められていて、これもまた自然っぽさがあります。
山ゆりの湯の方が人気があるみたいで、時間帯によっては結構利用者が多く、石楠花の湯の方が一人で落ち着いて入れたりもしました。
わたしは利用しませんでしたが、混浴の露天風呂もあります。
混浴の露天風呂は、湯あみ着を着用して入ります。
小さい子がいる家族連れの方は、家族みんなで大きいお風呂入れたら楽しいかもしれませんね。
ちなみに、家族風呂もありました。
あと、食事もめちゃくちゃおいしかったです。
夕食は、八汐鱒のお刺身、栃木和牛のしゃぶしゃぶ、栃木県産コシヒカリ、とちおとめを使ったシャーベットなど、地元の食材が豊富なのは旅気分が盛り上がります。
一品一品が少量だけど質がよくて、いろいろなものが食べられて、最終的にはお腹も満たされました。
旅館の夕食って、量が多すぎて食べ過ぎちゃうことが多いのですが、ここのお料理はちょうどいい量で、味は最高でした。
盛り付けや食器もきれいだし、食事でも非日常感が味わえました。正直、泊まる前は宿泊代がちょっとお高めだと思いましたが、この質でこのお値段は妥当です。むしろ安いくらいかもしれない。
お部屋でWi-Fiも繋がりますが、スマホなんて投げ出して温泉や自然を堪能したいお宿です。