夫と二人で旅行に行ってきました。

長野県の別所温泉。

大変素敵な宿に泊まりました。


旅館 花屋


大正六年創業の旅館だそうです。

大正浪漫を感じさせる木造建築で、調度品や小物も建物の雰囲気に合っていて、とにかく素敵。


入り口を入ってすぐのところにある時計。

ロビーのローテーブルや椅子。

廊下に時々設置してある大きな鏡。

渡り廊下の吊灯籠。

食堂のオルガン。

部屋の中の鏡台や茶箪笥、黒電話にこたつ布団。

部屋やロビー、食堂の照明。


どれを取っても雰囲気に調和していて、見てるだけで嬉しくなります。


建物同士が渡り廊下で繋がっていて、美しい中庭を眺めながら移動します。


食堂や部屋、大浴場の脱衣所や廊下など、いたるところにお花が活けてあるのも癒されます。


食事もとても美味しくて、来てよかったと心から思いました。

前菜もお吸い物も、魚も肉もみんな美味しい!

こんな素敵な宿に愛する夫とともに泊まり、美味しいごはんに舌鼓を打つ。幸せを感じましたね。


浴場は3つあって、時間帯によって男風呂と女風呂が入れ替わります。夜も朝も入って全部制覇したのですが、一番よかったのは大理石風呂。

大理石のお風呂なんて初めて入りましたよ。天井が高く、ステンドガラスを眺めながら優雅な気分に浸れます。


そして、何より素晴らしいのはスタッフの方々が温かくとても気持ちよく過ごせたこと。

ちょっとした時に適度な距離感で話しかけてくれるのが居心地よかったです。


食堂に置いてあるオルガンを眺めていたら、スタッフの方が自然な感じで近づいてきて説明をしてくれて「ゆっくりご覧になってください」と言ってくれたり。

そういえば、食堂の柱の細工も細かくて立派だったなあ。



ちなみに、こんなにレトロな建物だと部屋のトイレは和式なのでは?と密かに思っていたのですが、トイレは近代的で綺麗でした。


大正の雰囲気は残しつつ、清潔感と便利さは取り入れているんですね。


ぜひまた行きたいお宿です。

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