母が療養型病院に転院する前。

転院先の相談員の方とZoomで面談しました。

その時、聞かれました。

課税世帯か、非課税世帯か。

 

課税世帯だと答えました。

 

すると、父が特養に入れば別世帯になり、母が非課税世帯になる可能性がある。そうすると、医療費が安くなると言われました。

 

 

父のケアマネジャーが初めて家に来た時。

「非課税世帯なら、負担限度額認定証を申請することで費用が軽減されます」

と言われました。

 

課税世帯だと答えました。

 

課税世帯だと、負担限度額認定証は申請できないし、ショートステイの一日あたりの費用も想像以上に高くて卒倒しそうでした。

 

 

時は遡り、母が緊急入院した直後のこと。

限度額適用認定証を申請すれば、窓口の支払いが安く済むはずだと考え、役所に行ったのです。

 

その時、

「ご家族の中に課税の方がいるため、限度額適用認定証の発行対象ではありません。対象は非課税世帯のみです」

と言われてしまったのでした。

 

 

実家は課税世帯。

この時、役所で「課税だから」と言われたので課税世帯なんだと思っていたんですよ。この日からずっと。

 

 

母の入院費。

後期高齢者の医療費は一割負担だから。高額療養費で後からいくらか戻ってくるから。

 

そう考えましたが、母の入院はいつまで続くかわからない。

 

父の介護費用。

工面するのが大変なんじゃないか。ショートステイであんなにかかるんだから。

 

不安を抱えながら、父と母の書類を整理していたところ、ある書類が目に留まりました。