父が認知症と診断されました。

 

 

 

診察室に一緒に入り、隣で話を聞いていたはずの父ですがぼんやりしていたし、途中で一生懸命聞こうと身を乗り出した瞬間もあったけれどすぐにあきらめてしまったし、聞いたとしても忘れているでしょう。

 

帰宅してから頃合いを見て、父に病院で言われたことを理解できたか覚えているか聞くと

「よくわからなかったねえ」

と言います。

 

病院でもらった結果説明の紙を見せながら、説明しました。

 

父に物忘れがあるから病院に行ったこと。

CTで脳が全体的に萎縮しているのと過去に小さい脳梗塞があったのがわかったこと。

認知症と言われる状態であるが、アルツハイマーではなく、アルツハイマーほど急激に悪くはならないこと。

ケガや病気で寝たきりになると、悪化する可能性があるから健康に気をつけて生活していきましょう、と締めくくりました。

 

父は熱心に聞いていて「わかった」と言いましたがどこまでわかったのかは謎です。

 

話を聞いた後、ショックを受けているようにも見えますが、少し休んだ後はいつもより調子がいいようにも見えます。

 

話がどこまで通じているかはわからないけど、なるべくいろんなことをきちんと説明していきたいと思いました。