バイオハザード・リベレーションズ2 | すっぴんマスター

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今作の主人公はクレアとバリーである。どちらも古いファンにとっては懐かしいキャラだが(クリスやジル、レオンに比べると登場が少なかった)、ストーリーモードは両者のエピソードを交互に展開し、謎を解いていくものになっている。ふたりにはそれぞれパートナーがおり、クレアにはバリーの娘であるモイラが、バリーには舞台となる島で出会ったナタリアという少女がついていくことになる。前作においても通してパートナーというものはいたが、物語を二面的にみるような展開ではなく、またクリスとジルだけが主役というわけでもなく、群像劇的なぶぶんのあったものが、今回ではより狭まった、緊張感のあるものになっている。クレアとバリーにしても、もちろんふたりは百戦錬磨のサバイバーではあるのだが、なんというか、クリスやジルに比べると華が、ないとはいわないが、弱い。つまり、バリーはクリスのような筋肉ゴリラではないし、クレアはジルのようなしなやかな運動神経の美貌というわけでもない。組織としてもクレアの属するテラセイブはBSAAに比べればいかにも戦闘面ではセミプロという感じだ。そしてきわめつけはパートナーとなるモイラとナタリアである。このふたりは、ごく弱いバールや石などの武器を除くと、基本的に攻撃ができないのである。そのかわり、モイラはライトで、ナタリアは超能力的な知覚力で、さまざまなかたちで相手をサポートしていくことになる。本作を非常に楽しみにしていた僕は生まれてはじめてファミ通などを買ったりして、どんなゲームかいろいろ見ていたのだが、この仕組みを知ったときは正直なんだそれとおもったものである。すげえストレスたまりそう、と。プレイヤーはクレア、バリーだけでなく、このふたりの視点にもスイッチすることができて、場面に応じて使い分けていくことにもなる。しかしこれがおもったよりもずっとスリリングでおもしろいのである。ストレスもない。というのは、ひとつにはこのふたりは死亡することがないらしいということがある。じっさいに死にかけたことがないので目にしたわけではないが、どうもそうらしい。

そういうわけで、人的資源の限られた閉鎖空間、というのはシリーズではお決まりではあるが、加えて超人ではないという意味でどちらかといえば「わたしたち」よりなクレアとバリー、そして攻撃面ではなにもできないモイラとナタリア、こうしたキャラクターが、ストレスを感じさせず、それでいてかつてないほどの緊張感を生むという絶妙の関係性を生み出している。

生々しい怖さという面では、前作は深海魚的なイメージのクリーチャーが多く、ぬめぬめした触感がキモチワルイということもあって勝るかもしれないが、本作のホラー的要素もなかなかのものだ。前作がひとつの船を舞台とすることで、閉鎖性を強く打ち出していたのに対し、本作では島そのものがウイルスに侵されており、住民が一人残らず変質してしまって、共同体そのものが消滅してしまったということのもたらす絶望感とかそこからくる孤絶感は、バイオ正シリーズの4や5に通じるものがある。だから、地面をしっかり踏みしめて、それなりに広いフィールドを歩いているという点では閉鎖性は弱いが、生活や文化の痕跡が感じられる崩壊した村などからは、どこへいっても逃れられないという、鋼鉄の壁とはまたべつの閉鎖性が感じられるのだ。

また今回は二人プレイもできる。基本的にひとりでは心臓に悪いので相方とプレイしているのだが、「バイオハザードはやりたいけどあんまり得意ではない」という相方も、モイラやナタリアには満足している様子である。時間がとれずストーリーモードのほうは遅々としているが、サブゲームであるレイドモードのほうはさくさく進めている。ほとんどのキャラはレベル1の段階では武器がひとつかふたつしか装備できないのだが、ディスク版を買ったので、最初から武器を4つ装備できるハンクがつかえるおかげである。しかしここまでやりこめるものをサブゲームと呼んでいいものだろうか。

レイドモードではストーリーに登場した人物に限らず、条件を満たせば、ジルやクリス、レオンにウェスカーまで使用できる。僕はとりあえずレオンまでは出した。作中、いきなり登場していきなり死亡するジーナというメガネの女性がいて、あんまり印象に残ってはいなかったのだが、このひとまでつかえる。たぶん、巨乳要員だろう。クレアとモイラはちょっと色気っていう感じではないし。


そういうわけで、睡眠不足の日々である。