なかなか読書の時間がとれなくて、ブログが書けない。ブログが書けないということは、考えもすすまないし、新しい論文なんかつくれない。まあつくったところでそれがどうしたって感じだけど。
先週の金曜日は、久しぶりにサークルの同期4人と酒を飲んだ。基本的にみんな変わってなかったけど、先輩のだれそれが結婚しただとか、だれそれがふたりめを産んだとか聞いて、ああ、おれ以外のものたちはみんな、なんというかきちんと生きているなという感想。僕はもう、土日仕事入るようになってから飲み会とかぜんぜん行かなくなっちゃったから、かるく珍獣あつかいである。なにしてたっていわれても、いろいろしてたとしか応えようがありません・・・。
その飲み会に合流する前に、歌舞伎町にきたついでなので、柳花堂にいってみた。6月にクラシコ・イタリアーノが再入荷すると聞いていたので、それを買いに。また例によって時間ぎりぎりで、という軽く遅刻していたので、長居はできなかったが、店主のおじさんに顔を覚えてもらえたようである。まあ、男は珍しいだろうから。といっても、僕は子どものころからときどきいっていたのだけど。
お店は紀伊国屋書店の1階、名店街みたいなところにひっそりとおさまっていて、基本的にひとりかふたりしか入ることができない。というのは、狭いうえに収められている商品の量が半端ではないからである。キャトルレーヴも盛んないまでは、オリジナルグッズなんかが売っているわけではないし、通常の買い物をここでするというひとは少ないのだろうか。僕はむかしから好きな店だった。だいいち、店主のかたがとてもはなしやすい。僕らはこれからもここを利用していくとおもいます。
そして今日は宙組観劇だったわけだが、そのあと台風がやってきた。いまも外でびゅうびゅういっている。
観劇のあとの仕事というのは憂鬱なもので、「アリスの恋人」のルイス・キャロルのことば、「夢は現実を戦うものだけの特権云々」を思い出しつつ、気合をいれるしかないのだが、まあ今日は台風だし、てきとうにやって帰ろう、とおもっていたが、ここまですごいものだったとは知らなかった。店中がみしみし鳴って揺れ、ゴミや虫が侵入し、しまいには外壁の一部がふっとんでしまった。というわけで、くたくたの状態で、強風・大雨のなか脚立を持ち出し、それ以上破壊されないよう補修(といってもガムテ)したのであった。
ついでに、最近買った本を並べておきます。近いうち(1年以内)記事にします。
- さよならクリストファー・ロビン/新潮社
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- ニッポンの小説: 百年の孤独 (ちくま文庫)/筑摩書房
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- 大山倍達の遺言/新潮社
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- ウルトラマン妹 (スマッシュ文庫)/PHP研究所
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- 阿部一族・舞姫 (新潮文庫)/新潮社
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- ユリイカ2007年11月臨時増刊号 総特集=荒木飛呂彦 鋼鉄の魂は走りつづける/青土社
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