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・バクマン。①、②巻感想
http://ameblo.jp/tsucchini/entry-10228943607.html
・バクマン。③巻感想
http://ameblo.jp/tsucchini/entry-10274891744.html
こないだ③巻出たばっかりって感じがするけど、二ヶ月前なのか。先々週って感じさえする。「週刊連載はコミックの発売がはやくていい」と書いたけど、いわれてみると青年誌のほうは少年誌に比べて遅い感じがあるなぁ…。
物語はいよいよ「バクマン。」らしくなってきた。
というか、おそらく最初に想定されていた「バクマン。」の基本設定が出揃ってきたって感じです。
もう「漫画家を目指す中学生(高校生)のリアリティ」を求めてこれを読んでるひとはいないだろう。
なにかビジネスっぽさすら感じられてくる(というかここまでくるとげんにビジネス)戦略は、「表現」が社会のなかで価値(=広がり)をもって存するために多かれ少なかれ必ず必要になってくる。
価値の縁取りにはまたべつの価値をもった「他者」的なものがとなりあって並んでいる。
新妻エイジは連載の決まったふたりにいう。
「約束通り連載続けて待ってました。
競争しながら頑張れるの嬉しいです
負けないです
ズキューンです」
これは、あがるね~
特に同じ雑誌のなかで連載をとりあうという、そのままの意味での「競争」はむしろわかりやすくじぶんたちのある特定の集団内での“価値”を指示するとおもう。
それから今回の最大の読みどころは連載会議だね。
ほえーこんなふうに決まっているんだ…。
理論的には、どんなに古株の、権力ある漫画家でも油断はできない、実力社会の縮図ってところなんですね。理論的には。
今後、現在連載中の漫画家とバトったりということもあるのだろうか…。
現存する漫画家の名前や作品のタイトルも多く出ているけれど、そのへんどうなるのかな。
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