だんだん夏っぽくなってきたなー
日が伸びて、ひとびとの意識のなかの日があたるぶぶんも徐々に広がって、すでに暗くなっているのに、平日でも人通りが多かったりする。
そうして、大型連休が刻一刻と近づいていることも手伝い、一日のうちでぜんたいとして活動的な物事に触れる機会がいやでも増えるので、じぶんのこころやからだの状態というものがいまどうであるのか、たやすく自覚できたりもする。好むと好まざるとにかかわらず、それが夏という季節DEATH。
♪なぜか多い六月のベイビ~
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ひとよりあたまがでかいためにひとりだけ特別仕様のへんなヘルメットをかぶせられ、せっかく前日に用意したゴーグルもどこかでなくし、HGみたいなかっこうで川くだりをしたり、男だけでプールいって男女があほみたいに泳いでるところ眺めたり、サークルの合宿いってみんながテニスしてるとこあほみたいな顔して眺めたりしたのは、もう一年も前なのかYO。
年とると、マジで時間たつのはええなっ!
そのいっぽうで、いまの仕事の日常を占めるぶぶんが大きいということなのか、あのコンビニがつぶれてからたった八ヶ月かそこらしかたっていないというのも不思議だけど。
あさっての火曜日にまたピアノ教室の予約をとった。
今回は、というかこれからは、いったいどんな心積もりでここを利用すべきか、いろいろ悩んでいる…
というのは、前回みたいに、ただひたすら弾ける曲を弾きまくって、三時間くらい欲求を満たすためにつかうのも楽しいからいいけれど、せっかくだからもう少し生産的に演奏ができないものかと。
つまり、ただ弾けるものを弾くだけでなく、ふつうに楽譜をもっていって練習をしようかと。
しかし完全に新しい曲を習得するとなると、僕の技術ではこんな月一回ペースで2、3時間弾いたって、初見で弾けるようなかんたんな曲だったら別だけど、まったくおいつかない。
そうなると、やっぱり「むかしは弾けたのだけど、いまでは弾けなくなっている曲」だろうか…。
だけど、僕のもっているシンセは鍵盤がたりないので、へんなふうにアレンジしたり、オクターブチェンジを駆使したり、本音は弾きたいけれど最初からあきらめてしまったり、という曲もたくさんある。
ショパンの練習曲みたいなほんとうにむずかしいピアノ音楽に僕が挑戦すらしなかったのは、もちろん技術の問題がいちばん大きいけれど、まずそのことが最初に立ちふさがってやる気をそぐ、というぶぶんはかなりあったとおもう…。というかそもそも弾ける状態にないわけだから。その、物理的に弾けないぶぶんだけをとばして練習をするには、それらの曲はあまりに難しすぎた…。
そういうわけで、「鍵盤楽器なんてどれも一緒だろう」なんて考えるのは僕くらいのもので、聡明なみなさんなら(というかふつうに学校教育レベルで音楽を知っていれば)なんの心配もないとおもいますけど、ピアノの練習のためにシンセを買うなんてあほなことは、ぜったいしないようにしてください。両者は、麻雀とオセロぐらい異なった楽器ですから。