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(※注:ゲーム攻略サイトではありません)書店員。読んだ小説などについて書いています。基本ネタバレしてますので注意。気になる点ありましたらコメントなどで指摘していただけるとうれしいです。

今日は休みでした。


研修が終わったので、これからは週三の固定シフトで勤務することになります。

ネックだった電話ですが、案外ふつうにやってます。が、まだ発注とか店内検索的なパソコン業務がスムーズにできているとはいいがたいので(よくわかんないけど、研修中はみんな接客その他を優先させて、パソコン関連はじぶんらでやってしまうからかあとまわしにして教えてくれないので、じぶんでかってに読みたい本を発注してしまったりして遊んでいる)、電話をかけることはあっても、受けることはまだありません。けどまあ、やっとぜんたいが見えてきた感じです。


ちなみに、年末年始は、仕事でびっしりであります。というのは、僕が採用されたじてんですでにシフトが穴だらけであり、うちはふたりかさんにんいないと物理的にまわらないのですが、ただでさえアウェイ感に参っている新店長の社員さんひとりに任せるのもしのびないし、僕が入る以外もはやないのであります。もう、じぶんはそういう宿命なのだとあきらめています。クリスマスは仕事ありませんが、同時にプライベートもガラッガラなので、財布もガラッガラなので、まったく、なんの意味もありゃしません。



今日は、猛烈にモンブランが食べたくなったので、近所のファミマに行ってきた。そしたら、知り合いに会いました。コンビニ・バイトをしていたときによくはなしにつきあわされたお客です。夜勤のときは、ニートやらヤクザやら酔っ払いのカップルやら、ほんとにいろんなひとたちのはなしにつきあわされました。そういったはなしはどれもとてもおもしろいので、いずれネタにしようとおもってますが、しかしなかでも、このひとは特別にヘンなのです。年は30前半くらい。明らかに無職。というか、どうも家がお金持ちみたい。ときどきあらわれて、毎回まったく同じはなしを二時間くらいして、なにも買わずに帰っていく。他の夜勤にきいても知らないというので、どうも僕は気に入られていたくさい。はなしの内容は、この店の親戚の誰かと高校時代の同級生かなんかで、そいつにむかしいじめられていたというはなし。しかしこう書いてまとめてしまうと、ぜんぜんちがうのだ。彼はとにかく、じぶんがあたまがよくて、お金持ちで、女の子にもてて、その嫉妬からいじめられていたのだという論理ではなしをすすめ、二時間も三時間もかけて、僕を説得しようと努めるのです。いじめの内容も、ある女の子がどういうときどんなリアクションをとったかということも、いついつのテストで何点だったかも、とにかく微に入り細にわたり、つばをとばしまくって説明し尽くし、ぜんぶはなしおえて満足するとやっと帰ってくれるわけですが、二ヶ月くらいすると再びあらわれ、まるで飲み会で中断したはなしをトイレから帰ってきて続けるみたいに、唐突に語りを開始するのです。たまにコーヒーとかタバコ買ってくれたしたので、まああんまり露骨に邪魔にすることはせず、僕は仕事しながら辛抱強く頷いてきたのです。


今日は、彼のほうに連れがいました。店に入るときに入れ違いで出て行くところだったのですが、僕が帰るときもまだ入り口あたりにいました。僕は傘を開きながら耳をそばだて、彼が友人らしいそのスーツのひとにどんなはなしをしているのかということを聞いてみました。


で、それがまったく、例のはなしなんですよね。


しかも、どうやらそのスーツのひと、知り合いじゃないくさいんですよね。



ほんと、いろんなひとがいるんですよね。



ちょっとはなし長くなってしまって申し訳ないんですが、コンビニ夜勤の先輩に露骨に秋葉原系の秋葉原さんというひとがいました。バイトの仲間は店主も含めみんな仕事さぼりがちなこのひとを嫌っていましたが、僕はけっこうこのひと好きなのでした。なんというか、ようは人見知りなんですよね。仲良くなるとすごい親切にいろんなことしてくれるんです。あるとき、僕がそのときはまっていたロマサガのはなしで盛り上がっていて、僕があんまりゲームをもっていないみたいなはなしをしたら、エミュレーター?とにかくなんかゲームがいっぱい入ったディスクをくれたのでした。結局僕のパソコンがぼろいために、容量不足かなんかで開くことができず、プレイはしていないのですが、わからないことは訊ねればじつに親切に教えてくれたのでした。



で、ある日、まあこのひとはだいたいヒマなので、こちらが休みをとりたいときはいつもこのひとの勤務中におじゃまして、交渉してきたのですが(ロマサガのはなしをしていたのはこのときだったかな)、そこへ、先に変人客がやってきたのです。どうも、僕を見かけて店に入ってきたようなのでした。でまた、例によってむかしばなしがはじまったのですが、秋葉原さんは人見知りなので、ぜんぜん、なんの誇張もなしに、まったくはなしに入ってきません。僕は、休みもとれたし、ほんとはとっとと帰っていま聞いた情報をもとにロマサガやりたかったのだけど、どうにもならないので、なんとか三人ではなしをしようと努力したのですが、秋葉原さんはそっぽを向いているし、変人も秋葉原さんには背中を向けているので、なかなか難しかった。やがて一時間くらいたって僕はなんだか心底めんどくさくなり、タバコ吸いながら僕もそっぽ向いて頷いていたら、変人が秋葉原さんにはなしかけたのです。「久しぶり」と。




なにぃ~っっ!!!


知り合いかよ!!




彼らは、中学だか高校だかの同級生なのでした。

あんたら、この一時間くらい、なに考えてたんスか?



まあ、それではなしやすくなったかというと、そんなことはまったくありませんでした。だって、変人のはなす共通の知り合いを、秋葉原さんはひとりも覚えてないんだもん。


あのときはほんとに疲れた。当時は夜型だったから、ほんとはそんなはずないのに、疲れからほんきで眠くなってしまい、「ロマサガやりたいんで」とウソをついてまでして、僕はからがら逃げてきたのでした。


長くなってしまってスミマセンでした。