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(※注:ゲーム攻略サイトではありません)書店員。読んだ小説などについて書いています。基本ネタバレしてますので注意。気になる点ありましたらコメントなどで指摘していただけるとうれしいです。

会話中の沈黙、耐えられる? ブログネタ:会話中の沈黙、耐えられる? 参加中
ある人間との関係では、沈黙がどう扱われているかで、その深さが知れるとおもいます。僕は、沈黙が気まずくならない…どころか沈黙を意識させないのが、人間関係としてはある種の完成形だとおもいます。

話題を探すということは、逆にいえば話すことがないということであります。沈黙そのものは、テレビじゃあるまいし永遠にはなしつづけることはできないわけだから、しかたありません。それじたいは、どこでも起こりうる。ここで話題を探すという行為は、向き合ったその相手との物理的な距離に意味を与えるということでしょう。気の置けない関係ほど、この必要がなくなってくるのは当然であります。なぜなら、沈黙それじたいが、いまこの瞬間はべつにはなすことねえやという意味をすでに孕んでいるからであります。というか、これまでの、過去の関係の含みから、そのような合意形成が無意識に行われているから。


合コンだとか雑多なメンバーでのドライブだとかで席順が吟味され、緊張感を伴った空気が醸成されるのは、もちろんそのような合意のできていない人間がいるからでしょう。仕事などでは公私混同を避けるためにあえてこういった緊張感を保つなどということもあるかもしれません。沈黙を恐れるのもある種の空気だとすれば、真の人間関係に「場の空気」が入り込む余地はありませんから、したがって沈黙も意識されないのであります。