気付かなかったけど、
今日から三連勤なんだな…。
だるっ…
今日は新店長が店の持ち主に挨拶に行った。
店の持ち主っていうのか、要は地主?的なアレで、それはつまり僕の前の雇い主であって、したがってある意味ではいまでも雇い主である。そして、なぜかその挨拶に僕もついていくことに。
僕はもちろんそのひとたちをよく知っているので、歩いて向かいながらへらへら笑っていたのだけど、店長のほうは顔色を変えて急激に緊張した面持ちになり、大丈夫ですよ、すごいやりやすいひとたちですよ、だけど奥さんのほうはわりときついひとなんできおつけてくださいと、へらへらおどかす僕の言葉にいちいち「ほんとに?」と過敏に反応していた。で、いざ対面すると、僕は相変わらずえへらえへら弛緩しているわけだが、すっかりモードを切り替えた店長は、手ぶらできたことを気にしながら、すさまじいフォーマルさで挨拶を済ませたのでした。なんつうか、社会人って大変なんだなぁとツッキーニはへらへらおもった。まあ、考えたら、ラスボスに会いにいくようなもので、その対面で印象が決定してしまうということがあるなら、緊張するのも当たり前なんだろう。たぶん店長には僕のへらへらが必要だったのだ…きっとそうだ…