t-Ace『孤高の華』 | すっぴんマスター

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(※注:ゲーム攻略サイトではありません)書店員。読んだ小説などについて書いています。基本ネタバレしてますので注意。気になる点ありましたらコメントなどで指摘していただけるとうれしいです。

弧高の華01/t-Ace
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↑あいかわらず漢字間違ったままだなあ。「孤高の華」ね。


t-Aceは…、なんかじぶんあまえちゃってるなーとか、いますごいなまけてるなーとかいうときに聴くと信じられないくらい気合いが入るアーティストです。最近ではいちばん好きなラッパーかも。

「孤高の華01」は先日発売された「02」とあわせて1stアルバムとして完結します。(僕は、02は未聴。聴きたいなー)

孤高の華02/t-Ace
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このアルバムは1stでありながら、なんと客演(ゲスト)いっさいなしの作品であります。これははっきりいってそうとう驚くべきことです。新人(というのは抵抗があるのだが)のフックアップとしてはもちろんだし、ラップとしても、「客演」を呼んで、いろんな声やフローのひとがごっちゃになってマイクリレーをするというのはもう常識的かつきわめて効果的な方法であるのだから。しかしまあ、音楽を聴いてみれば、なるほどこのひとらしいのかなとかおもいます。そりゃ、はじめてこのひとを知ったのはLUNCH TIME SPEAXとのユニット「SLASH SPIT SQUADRON」や、MUROの「TOKYOTRIBE2」のサントラとかだったんだけど。

TOKYO TRIBE2/MURO
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SLASH SPIT SQUADRON/SLASH SPIT SQUADRON
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この音楽をやるときの初期衝動として…ほとんどのひとが妥協したりむりやりじぶんを納得させたりして受け入れていくことを、ちょっと待ってよと、違和感を明確に表明しようとするということがあるとおもうけど、たぶんこのひとはありがちに仲良しとつるんで音楽をやるのもちがうと考えているんじゃないのかな。水戸出身なわけだし、LTSはもちろん、JBLとかいろいろコネクションはあるはずなのだが…。t-Aceはじしんのブログに書いてます。



「最近何でも政治に見える。

音楽までもが汚されている。

力のある人の周りでコネクションを繋げ人の顔色をうかがいながら年功序列の順番を待つ。

そこにそいつだけの「大切なもの」はあるのか?

本当に「大切なもの」が薄れすぎではないだろうか?

それを見失っている人達に人を突き動かす詩など書けるのだろうか?


知らず知らずのうちにお手てつないで群れている人達...

慣れ合いとわかっていながら他人事で見ているだけの人達...



なぜ1st Albumのタイトルが“孤高の華“なのか?

オレだけわかればいいのかな?」


■t-Aceオフィシャル・ブログ

http://ameblo.jp/t-ace/


本人がこう書いているからどうだというわけではないし、これが具体的になんのことを言っているのかと勘繰ることも無意味なのだが、僕はこのひとの音楽と、それからへんな書きかたになるのだが、あのギョロ目の「顔」を、面構えを知ったときから、なんとなく考えていることが、世界に対する違和感と、それがもたらす孤独が、すべてわかったような気がした。これは般若の顔をはじめて見たときにも感じたことだった。般若のあの凍った日本刀のような目つき…、と同時に、禁欲的で、どこか自罰的な苦しみも含んだような雰囲気。t-Aceにもそういう感じがあるんです。顔にはそのひとの生き様が出るといういい例だとおもうな。


くどいようだが、共感をして、じぶんとおなじような感じかたを、こういったミュージシャンのなかから探そうとする必要はありませんよ。そんなくだらないことしなくても、t-Aceのリリックはまっすぐにこちらに届くはずです。そしてとにかくその熱いものが感触としてやってくれば、表現を感受する幸せというのはこれ以上ないとおもう。