うーむ、痛みとは試練だぜ。
映画『ターミネーター』には、負傷したマイケル・ビーンが「痛みはコントロールできる…」とくちにする場面があって、幼いときにそれを見て以来、なにか痛みに直面するたびにこのセリフを思い出す。といっても痛みを消してしまうことはできない。いちど意識から切り離して、痛いままてのひらのうえでコロコロ転がす感じ。逃げてもどうせ痛いなら、タイラー・ダーデンのように四つに組んでやるのがじつはいちばん良い。
なんか風邪も悪化してきた。鼻かみすぎて、予備校の僕らの仲間うちで「ティッシュ」というあだ名で呼んでいた違うクラスのやつみたいな鼻になってきてる。熱で歯が浮いてるだけだったりして…。でも一本だけそんなふうになることってありますかね？
ああ、めんどくさい。でもなんか不思議な気分だ。こんなときいいアイディアが浮かんだりするのかなあ？たんに熱にうかされてるだけかな。