映画『相棒』のプロモーションで、なんか水谷豊と寺脇なんとかってひと、朝からテレビ出ずっぱりだな~
水谷豊というと、僕は『陽のあたる教室』のお芝居を思い出します。いま探したら奇跡的に半券を発見できました(観に行ったお芝居やライブのものを一時期集めていた。量がはんぱなくなってきてからやめてしまったのだけど)。2000年4月、世田谷パブリックシアターの一階一列六番という、いいのかわるいのかよくわからない席。最前列っぽいので、たぶん親のコネでとってもらったものだろう。
僕はリチャード・ドレイファスの映画のほうは見たことないのですが、とにかくこのお芝居がほんとにすばらしかった。ストーリーはもううろ覚えどころか、さわりすら思い出せないのだけど、とにかく音楽のおはなし。うたがセリフになるミュージカルだったか、ふつうのお芝居に演奏が混じっていたのだったか、それも思い出せない…。ほんとに感動したのかってはなしだけど、こころを動かされていなければ僕は観たことすら覚えてなかっただろう(じっさいそういうのは数限りない。忘れてるわけだから、数え上げることすらできない)。
アメリカだかイギリスだかの高校だかなんだかに新しく赴任してきた音楽教師…そんな役だったかな。なにがすごいって、水谷さんがガチでピアノを弾いてるんです。他の役者も管楽器やらなにやら、生演奏してたんじゃなかったかな。もう、音楽に満ちた演劇っていうよりは、ストーリー性のある音楽会って感じだった。どんな曲が演奏されたのだったか…、言われれば思い出せそうだけど。
で、その生演奏ってのが、もうフツーに上手いんですよね。プロ顔負け、って感じですらなかった。役者と演技と音楽が完全に一致していたから。演じる前から、水谷さんがどこまでピアノを弾けていたのかは知りませんが、そういう推測がまったく無意味におもえてくるくらい、「がんばり」の影が失せていた。ほんとに優れた作品(「演技」という結果も、当然そう呼んでいいだろう)というのは概してそういうものなんですよね。
と、おぼろげな感触の記憶のみをたよりに観劇レポにもならないことを書いてみました…。
とにかくそれ以来、水谷豊は僕のなかでカッコイイおじさんであり続けていますね。
あーいうのってDVD出たりするのかな?もいっかい見たいな~。