今週のスピリッツ | すっぴんマスター

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(※注:ゲーム攻略サイトではありません)書店員。読んだ小説などについて書いています。基本ネタバレしてますので注意。気になる点ありましたらコメントなどで指摘していただけるとうれしいです。

もういっそ、「今週のスピリッツ(田中、ウシジマ)」と「今週の範馬刃牙」というカテゴリをつくって、毎週感想を書こうかなと考え中です。この分野の読者がどの程度いるのかはわからないけど…。ときどき大まじめに書くより毎週ちょっとずつ書いたほうが消費が少ないだろうし。

だけど『バキ』感想に関しては「だったらイケるぜ!」というサイトさんがあって、あれ以上のものはぜったい書けないからなぁ…。まあそれを言ったらぜんぶそうだけど。

だったらイケるぜ!→http://www.h5.dion.ne.jp/~ikeruze/


まじでおもしろいです。


ともあれ、スピリッツです。

もぞもぞ東京で暮らしはじめた田中のもとに、地元の愉快な仲間たちがアホ面こいてアホみたく遊びにやってくる、というおはなし。田中はうきうきわくわく、岡本たちもうきうきわくわく。

たまらんですよ、今回のエピソード。それ、すげーわかるよ、田中。うきうきわくわくそわそわしすぎてやりすぎてしまったいろいろについて、あとでふと自覚的になってしまい、急に恥ずかしくなってしまうことって、ありますよね。



うん、やっぱり田中は毎週やっちゃダメだな。毎回同じ感想になりそうだ。




そして『闇金ウシジマくん』。ついに板橋が小堀の実生活圏内にまで侵入をしはじめた。小遣いの範囲で金を貸すぶんには小堀じしんの無駄使いで済むはなしが、それを超えるとなるとまったくはなしは変わってくる。

小堀がこのまま、努力の報われない、成長の見込めない環境で、孤独も回復されることなく、これを解消するために、金で女の子と遊ぶようになれば、そのさきにあるのはまちがいなくウシジマ地獄だろう。なぜならきりがないから。この「遊び」で空虚が埋まることはないから。あのように「ムダ」を実感し、しっかりと知覚して、虚しさを覚えながらも、わずかの希望を求めて、ひとは金で買ったある時間(ギャンブル、女の子)を欲するものなのか?ここから小堀が立ち直るか「板橋くん」に堕ちるかは、むろん彼じしんが環境に負けることなく、自覚的に、想像力をはたらかせて世界とじぶんとの関係性をみずからの欲動も含めていかに明確に把握できるかということにかかってくる。要するに、「点」でものを捉えることの習慣化の回避が重要になってくる。彼は、仕事の描写を見る限り要領のいい人間とは言い難いとしても、どちらかといえばまあ賢い男だろう。この状況の立て直しはたぶん不可能ではないはず。しかし“友人”板橋が、ウシジマ地獄の水先案内人としてそ
の手を引く…。



あれ、おかしいな。結局いつもとおんなじこと書いてるな。