じつはいまある本に苦戦しています。それは笙野頼子の『夢の死体』…。いくつかばらばらに短編を読んだことがあって、これもわりと短めのものを集めた作品集なのですが、まとまった本を読むのははじめて。
これが…読んでいてもちっともあたまのなかに入ってこない。なに言ってんのかぜんぜんわかんないんですよね。いや、文章を理解することは、そりゃできるんですが…。なんか空腹でも満腹でもないときに胃に流しこむ白飯みたい。またバイオリズム的なことかとおもってためしに村上龍読んでみたけどこっちは半日で読み終えてしまったし…。あわせてフロイトも読んでいるのですが、こちらのほうがずっとスムーズ。そもそも、フロイトが重量級の読書になるだろうと予想して、ある種気晴らしとして借りたものなのに、これじゃまるっきり逆だ…。次の水曜が返却期限なんだけど、ムリだろうな~。途中でやめるのはなんだか寝覚めが悪いし、なんかよくわかんないと投げ出してしまうのはかんたんすぎるので、とりあえず読み干すつもりではありますが。まだまだ勉強が足りないんだなぁ…。