原稿、発送しました。もう講談社の住所覚えちゃったよ。
と思って直前にチェックしていたら、イッケネ、うっかりミスが二カ所も。アブネエアブネエ。普通に郵便番号間違えてました。あと表紙忘れてました。このうっかりマスター。そんなことだから逆方向の電車に乗ったまま30分も気付かないで、大学受験遅刻したりするんだよ。あれは、いま考えるとぜったい途中入場の時間制限みたいのオーバーしてたよなぁ…。
ついでだから書いておくと(まだ書いてないですよね?)、あの日僕は…受験の緊張を見越して、できるかぎり平常心を維持するために、文庫本を持って行ったのです。いつもだけど。しかしそれはまったくの杞憂に終わり、僕はもともと緊張とかあんまりしないタイプですので、むしろ平常すぎて、つまり緊張が欠けていて、部屋で寝転んでいるのと同じテンションで本に集中してしまったんですね。いまでも忘れない。あれは鈴木光司の『リング』でした。これより好きな本はいっぱいあるのに、なんでこの本したのかはもう思い出せないんですが…(…ん?なんかこのはなし、書いた気するな…)。まあそれでまちがいに30分くらい気付かなかったわけです。ついてなかったのは、ホームは合っていたんです。しかしその時間帯は…朝方の上り電車を増やすということなのか、そのホームには逆方向の電車がとまっていて…。僕はなんにも考えず(たぶんあくびをしながら)それに乗ったってワケ。
さらに…その試験は数学のみの、1教科受験だったんですよ。物理や化学はなにやら覚えなきゃならないのがめんどくさくて苦手だったから敬遠していて(力学は好きだったけど)、数学はほっといてもまあまあできたから、そういう方針で大学を、というか試験を選んでいたんですね。そう、僕はなんの意志も希望もなく、たんに数学が有利なトコロ、みたいな不道徳な根拠で大学を選んでいたのです。『ノルウェイの森』のワタナベくんとおんなじ。
それでまあ…1教科受験、大幅に遅刻したわけですから、ええ、落ちましたけど?…まあ、あれは最初からいてもたぶんダメだったかなー。いまおもうと…読書に集中しすぎて数学の試験に遅刻したというのは、なんだか象徴的だよな…。仮に文学部に入っていたとしてもその将来小説家を目指しているとは限らないわけですが。むしろ嫌いになっていたかもしれない。それで、ほんとは理系なのに、とかぶつぶつ抜かしていたかもしれない。なにもかも、「運命」っスね。
…とにかく原稿発送しました。むかし小石川の郵便局でアルバイトしていたことがあるのですが、住所別に区分けするとき(この作業、なんて名前だっけな…)、大口の講談社や光文社は別個の棚になっていたことを思い出します。そういえばこの棚がやたら小さくて…むりやりつっこんだりしていた…。罪深いなぁ、俺。これ、はなしの流れ的にぜったいやられてるなー僕の原稿も。
あのへん(文京区の小石川や本郷、音羽とか)って出版社多いんですよね。漱石なんかも住んでたし。大学もいっぱいあるし、古本屋スゴイし。なんてったって、「文京」だからなぁ。なんか由来あった気もするけど、忘れてしまいました。
とにかくヤっちゃったので、あとは野となれ山となれ。…ま、まあ、なるようになったら、い、いいんじゃな、ないの。ははは。