この記事を書くにあたって映画を観なおそうと思ったのですが、どうしても録画したビデオが見つからないので、うすぼんやりしたほとんど見えない記憶をたよりに書くことにします。
うーんと…おはなしの出発点は近未来のアメリカ。強力な病原菌に侵された人類は数パーセントの人口にまで落ち込み、ウイルスの侵入がない地下深くでの生活を余儀なくされている。知識階級の科学者たちは、病原菌の正体、発端をつかむため、刑務所に収監されている男(役名は思い出せません…。ブルース・ウィルスです)を、減刑と引き換えに過去へ送り、調査させることにする。しかしそこにはきょうがくのしんじつが…。
(tsucchiniのうろ覚え映画解説より)
まあ、こんな感じです。僕はブルース・ウィルスもブラット・ピットも大好きだし、精神科医のマデリーン・ストウもすごいきれいでした。特にブルース・ウィルスとブラット・ピットは、顔がいい。というのは、顔の表現がすばらしい。「顔がずるい」役者っていますよね。デ・ニーロとか。こういう種類の俳優大好きです。
観ながら論じようと思ったのですが、やはりどうしてもビデオが見つからないので、昔から気になっていた点について書くことにします。
(ネタバレになるかもしれないので注意)
それはラストのシーン。犯人はブルース・ウィルスを殺し(航空警察に射殺されたんだっけな?)、追跡の手を逃れ、ウイルスを世界中にばらまくために飛行機へと乗り込む。席についた犯人の横には、未来でブルース・ウィルスに指示を与えていた科学者のひとりの女が座っている…。これが…まあ些細なことなのかもしれないのですが、僕には二通りのオチに見えるのです。要するにこの科学者の女は、この「現在」に生きる当時のものなのか、それとも未来からやってきたものなのか…。この解釈で結構映画の印象変わってしまうんですよね。
つまり、
1:「現在」のものなら→この女が将来必死こいて探すことになる犯人は、すぐ横にいたのだ、という皮肉の表現。
2:「未来」のものなら→ブルース・ウィルスは捨て石として利用されていたに過ぎず、彼が犯人を見つけたために、空港にいたスパイ(ブルース・ウィルスと刑務所で同室だった男ですね)が真実を持ち帰り、全体としては次の計画に進んだのだとするもの。
この二通りが考えられると思うのですが…。この「女」というのが…若いときから老け顔で歳とってもあんまりわからない、というタイプの人だから、見た目からはどうしても判断がつかない(ように記憶している)。展開としても、どちらもありえるように思います。1のように、結局はブルースの働きは徒労に過ぎず、無駄な死に終わったという皮肉な結末はいかにもだし、しかし2もじゅうぶんに考えられる。
頭で考えたらたぶん2がこたえなんだろうなって感じします。そうでもないと、空港にいたスパイの意味がわからないし、だいいちあの科学者たちが犯人の正体を見落とすわけがない…。
しかし…ブルースは夜な夜な、空港で人が殺される夢を見ていました。これは結局、同じ空港に家族とたまたまやってきていた少年時代の彼が、未来の自分が射殺される場面を目撃していたからでした。ということはつまり、『病気が蔓延し、ブルースが地下刑務所に収監される歴史の、その過去でも、彼は犯人を見つけていた』ことになる。未来は変えられない、っていうやつですよね。するとこたえは1ってことになる…。
僕はこの映画をもう何年も見ていないし、なにより僕自身が見落としの天才なので、どっかにヒントあるのかもしれないけど、まあ、そういうことです。「こたえ」知ってるかたいましたら、ぜひ教えてください(>_<)
明日は書評書けると思います。たぶん…。