パチンコを打っている時。

魚群がでると自分が出したかのように
隣のじいちゃん、ばあちゃん、おさっさん、おばはんは大きくうなずく。
大当たりしたときも大きくうなずく。

人の打っているパチンコで盛り上がらないでくれー!
ギャンブル依存症とよく耳にします。

治療法といえば?
精神科に通って?
ギャンブルを絶つ?

ホールに足を運び出玉だけを夢見る人は間違いなく治らない。
きれいごと並べて、やれ治療だという医者らしき人間の言う事ははっきり当てにならないかと・・・

ギャンブル依存を治す方法。

それはギャンブルを知る事。

表も裏も。

当たりの数ばかりではなく、当たりの仕組み、場所、それに関わる人間。
全て隈無く知り尽くす事。

ある程度知るだけでも恐ろしくなりギャンブルの回数は減るでしょう。
もちろんお金も減りにくくなります。

それを極めたときにはギャンブルと思えなくなるでしょう・・・。




と、ずっと昔から思っていました。



パチンコ依存症らしき人からパチンコの勝ち方を教えてくれと、言われます。
まずは初歩的なサイコロの出目の話を教えます。
大概の人は多分、理解できずに分かったふりをします。

6面のサイコロではなく約300面のサイコロの話になると、
もうさっぱりで別の話を聞きたがります。


それじゃ、依存は治らない。

スロット4号機の末期。

パチンコホールの生き残りをかけた特別営業の真っ只中、
それでも自分は勝ちに拘りホールに足を運んでいた頃の話。

とあるローカルホールで極小規模の、このご時世信じられない、客とフレンドリーな不思議な店。

客層も激甘で最低限のルールもありゃしない。
台の掛け持ち、子供を連れて隣の空いている椅子に座らせて黙々とレバーを叩き、ハンドルを握る。
仕舞に負けが込むと店員に高設定台を聞き出そうとする。

そんな腹立たしい客層ではあったが、末期とはいえ4号機時代。
設定が悪かろうと、そのお客のおかげで相当いい思いをした。

もちろん極悪客のおかげだけではなく店に見合った看破術、釘読みを駆使しての立ち回り。


そんな自分のスタイルが店にとっては面白くなかったのか
店員が自分によく話をかけてくるようになった。


内容は低設定台のセールストーク。(多分?)
でも、そんなトークが自分にとってはとても面白かった。
店と台と店員との駆け引き。
きっと、こんなパチンコライフは滅多に味わう事は出来ないだろう。

そんなホールの出来事が今の自分にとてもプラスになっているような気がする。


・・・そして・・・


その時、良いだ悪いだと言い合った店員は現在の友人となる。