ドイツ銀行は中国の恒大集団破綻を受け連鎖すると思う。
何故ならば、中国国営の平安生命が恒大集団の保険債務の補填を請け負っていたからだ。
しかし、それは表面上の話であり実際平安生命はドイツ銀行の後ろ盾を得てそれを担保していたのが実情なのである。
今年、イギリス、日本、ドイツがリセッション入りしたのは記憶に新しいのだが、ドイツに関して言えば自国通貨を有していないため、デフォルトに陥る可能性が極めて高い。
2021年のアルケゴス事件で、クレディスイス銀行、野村證券、モルガン・スタンレーなどが巨額な損失を出したが、今年に入ってクレディスイスが破綻し、ロンドンのHSBC銀行が吸収合併した。
そのHSBC銀行が昨日多額の不動産商業ローン焦付き債権を回収不能として90%の赤字を発表している。
昨年、米国のシリコンバレー銀行が倒産し今年もニューヨークのNYCB銀行が破綻に追い込まれている。シリコンバレー銀行を吸収合併したのだが、これらの一連の流れに共通するのは連鎖である。
ドイツ銀行の破綻がもたらす影響はドイツ自体の破綻に繋がり、それは全世界へと波及していくだろう。
しかしこの筋書きを描いているのは誰なのか?
これこそがバイデン政権の裏にいる存在なのだ。
私達は備えなければならない。