対策はお早めに | Tsubomi学習塾 ブログ

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中間テストが返ってきましたね。特に中1たちの結果を期待しつつ見ると、全体的に国語が良くない。小学生のときに比べて、問題の文章量が多くなりましたし、「〜字で答えよ」も慣れていませんしね。しかしまあ何と言うか、舐めてたんだろうと思います。今月末の期末テストに向けて、これは宿題を増やさねばな、と。


国語は小、中、高と全てにおいて学習しているにもかかわらず、成績にバラつきがあります。特に小学生から中学生に、中学生から高校生になるにつれて成績が悪くなるパターンがよく見られます。


その原因の多くは文章量が増えたため、テスト時間内に読みきれない、だと思われます。もちろん「〜字で答えよ」の書き方も重要ですが、ほとんどは選択問題です。したがって、「書き」より先に「読み」が重要なわけです。


日本人の平均読書速度は1分間に約500字と言われていますが、高校受験では10000字、大学共通テストでは20000字を読まなければなりません。試験時間は高校受験は50分、共通テストは90分ですが、古文漢文を除いた現代文だけとすれば高校受験は30分、共通テストは50分で読む必要があると言えます。そうすると、高校受験では1分間に333字、共通テストでは400字となります。


あれ?平均より下?と思ったでしょうが、テストで1回読んだだけで解答するのは至難の業です。つまり、実際のテストでは2回、場合によっては3回読むこともあります。ということは、1分間に1000字くらいは読めるスピードは必要なんです。


ではどうすれば読むスピードが速くなるのか、それはもう普段から読む練習をするに限ります。国語は普段から使う日本語なので、舐めてる人が多いんです。普段使いの言葉と、テストで使う言葉は違います。普段話す内容と、テストで問われる内容は違います。


自分で国語の勉強をしていて、答え合わせで「なんとなく合ってるかな」と思って丸をつけてしまうパターンは、実は危険です。なぜなら国語の問題のほとんどは「抜き出し」問題なので、自分の言葉で書くのではないからです。


そのような、実は大事なことが国語には隠されています。本をたくさん読まなくても、国語の点は取れます。実際、私自身は読書はしませんが国語の点は取れます。国語の解答は、自分の感想を述べる作文ではありません。文章中の表現から作者や登場人物の心情を読み取るのは、趣味の読書では身につくものではなく、テクニックです。


共通テストと言えば、歴史の問題が大きく変わります。「歴史総合」となり、主に18世紀以降の世界と日本の歴史が出題されます。つまり日本史と世界史の両方の内容が出題されるわけで、よりグローバル化にベクトルが向いているわけです。


また、ベクトルと言えば数学Ⅱ.Bの範囲でしたが、次回から数学Cの範囲に移るため、文系はベクトルを学ばなくなりました。


知識はあればあるほど良いですが、それだけでなく思考力、判断力、表現力をより求められるようになりました。世界中の人とコミュニケーションが取れる時代ですから当然ですよね。そういった「受験事情」を把握して、早いうちから対策することが合格への一番の近道だと思いますよ!


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