やりがいをもって働けるような魅力的な仕事がこの地域にあふれるように、と考え以前お話しした「県央商業地区」プランを考えました。
※詳細はコチラ⇒[ツバサクエスト 燕三条] 1stシーズン⑥ 県央地域を活かすとは
「県央商業地区」プランは私がこれから実行したいと考えている、燕地区と三条地区両方の要である県央地区を中心としたまちづくり、です。
このお話をした時に「コンパクトシティ」「集積効果」「広域連携」について説明しましたが、産業面についてはこの「集積効果」が重要となってきます。
集積効果
集積効果は
産業を集中させる
⇒流通を含めたランニングコスト削減
⇒事業所が集積されることによる情報交流の促進
⇒全体の生産力向上
を目的としています。
「集積効果」の効果を発揮するために、県外から商談のためビジネスマンが多くやってくる燕三条駅周辺を中心としたまちづくりを行います。
そのビジネスマンが商談できるショールームや商談施設を開発し、地元企業の各事象事務所を誘致することで、地場産業活性とともに新たな企業の参入も図ります。
今皆様の時代で参考になる例として挙げると
東京都台東区では、「ものづくり」をテーマとしたアトリエショップ(工房+ショップ)」を駅の高架下区域に設置し、これまで「職人の街」として、無骨な少し近寄りがたいイメージがあった街を一新しました。
図 2k540の外観と高架下のショップリスト
各企業やショップを高架下の区域に隣接させることにより、駅を利用する人達が訪れ、観光や商品の購入、また商談などを行っています。これは「都会だからできる」ではなく、街の特性をうまく利用したからできた。です。情報は外に発信する事で意味が生まれます。燕三条地域の玄関口である燕三条駅周辺を活用する事によって、地場産業の発信と発展を加速させる事が出来ます。
ここまではこの地域に住む人々や企業の協力があれば、確実に実行できる事です。
そして、ここからは私の想い描く未来についてお話しします。
駅を利用できるようになれば、県外企業がものづくりの街として栄えてきたこの地域とのパイプを持ちやすくなります。そして新たな産業を呼び込み、既存の産業とコラボレーションすることで、さらに産業を進化させることで、日本有数のオールラウンドなものづくりのまちへと深化するでしょう。
工業地帯にはソフトウェア開発の企業が増え、若者が自らの個性を活かした企業を選ぶ事が出来るようになることにより、雇用機会が増え、転出減、そして他地域からの転入も増やす事が出来るようになります。それに伴い工場のIoT化も進んできます。それにより燕三条地域のみで日本のものづくりや最先端技術を支えることのできる産業都市へと生まれ変わります。
駅周辺には大手商社が生まれ、工場地帯は世界のIoT技術を担う地域になるでしょう。またさきほど話した通り移住区域からのアクセスも良く、働きやすい地域となります。20代の若者に対しても、商業の選択幅が広がり働きがいのあるまちに変化し、この地域のみならず県外からも仕事を求め訪れる人たちが後を絶たなくなるでしょう。
今私たちの置かれているまちの状況は、皆様よりも「良くない」事になっています。しかし、夢を持ち、未来の問題を解決するために今動き出すことが重要だと考え、今からでも動き出していきます。
商業・産業とお話ししてきましたので、次回は「暮らし」についてお話しさせていただきます。
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●燕三条 Dream Project 特設サイト
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