【ネットラジオ】 昆虫が怖い子、どうしたらいいか。小学校受験 | 親子で取り組む小学校受験!TSUBASA通信教育

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今日のネットラジオはこちら

 

 

 

 

セミの幼虫が足元にやってきたので、家の観葉植物にとまらせて観察した話を、1つ前の記事でお話しました。

 

 

いろいろな事を学びました。クマゼミの幼虫でしたが、何度観葉植物に止まらせても、どこまでも上に登るんです。

私は、勝手に「ここがちょうどいいよ」とか言って、途中に止まらせたりしたのですが、どこまでも奮闘するクマゼミくんに負けて、観察していました。

 

 

とまらせた木はガジュマルの木で、すべらないかな・・・と不安になりながら観察していましたが、ガジュマルの木の先端、葉からもういけないよ、というところでストップしました。そして、ここで羽化を開始しました。

 

 

後で調べてみると、クマゼミは木の一番高いところでないと羽化しないのですね。王者です。

子どももころ、沢山のかごにはいっていたのは、そういえばアブラゼミでした。高くて届かなかった記憶があります。

 

 

でも、近年みかけるのは、クマゼミばっかり。

どうやら、ヒートアイランド現象と、都会の硬い土が原因だそうです。クマゼミは硬い土でももぐっていく事ができるそうで。いろいろな事を学びました。

 

 

しかし、成虫になったばかりのクマゼミは美しいですね。黄金色と、透明になんともいえない黄緑色の翅。

 

 

 

黄金色ですよね。美しい。

 

 

さて、感動的な羽化をみたわけですが、中には昆虫をとても嫌がる子がいます。

でも、大好きで膨大な知識をもった子もいます。

 

 

 

個人的には、さわれなくとも、興味はもってほしいと思っています。

もちろん、強制ではないですが、昆虫への興味はどのように付けていくのでしょうか。そんな事を考えました。

 

 

昆虫を捕まえたり、お花を集めたりする事は本能の話だ。という記事も読みました。

 

 

 

東京大学の汐見稔幸(しおみ・としゆき)先生の記事では、

 

 

子供は、原っぱなど広い場所を見ると走りたくなる。坂道やゴツゴツした岩を見ると登りたくなる。石や花を見ると集めたくなるし、虫を見ると捕まえたくなる。自然という豊かで複雑な環境が子供の本能を刺激する。

「だからこそ、子供を連れて自然の中に出かけてほしい。身近に自然環境がない今の時代、意識して子供に自然体験をさせるのは大人の役割です」。

 

 

だと。そうですよね。子どもは、昆虫に対して「ただ捕まえたい」という欲求があります。その後、標本にして勉強させようとか、そういう事じゃない。それをするのはだいたい親。捕まえて、死なせちゃう事もあるかもしれない。でも、それをかわいそうという親はいかがなものか、とお話するのは、中嶋 正人(ファーブル会昆虫塾代表)氏。

死なせちゃう事はあって、それを深く悲しまない事はあっても、子どもの心に必ず残るものがある。そこから、虫のを思わずに森林を伐採するような大人にならなければいい、自分たちはゴキブリを平気で殺して、子どもには可哀そうというのは矛盾しているという話がありました。

 

 

子どもの心に必ず残るもの。

 

 

これを聞いて、以前ネットラジオでお話しした、福岡伸一さんの話を思い出しました。

生物と無生物のあいだ、という本からの話です。

 

 

 

生物学者である福岡伸一さんは、小さい頃トカゲの卵をみつけます。それが何日たっても羽化しないので、我慢できずに、小さな穴をあけて中をみる事を決意するんですね。

もし、生きていたらまたそっと閉めたらいい、という考えで。

 

 

そして、穴をあけてみたら、卵黄をお腹に抱いた小さなトカゲの赤ちゃんが、不釣り合いに大きな頭を丸めるように静かに眠っています。

見てはいけないようなものをみた気がして、いそいで接着剤でとめます。

 

 

殻を接着剤でとめる事はできても、息づいていたものを元通りにはできなかった。いったん、外気にふれたトカゲの赤ちゃんは、徐々にくさりはじめ、形がとけていった。

 

 

これが、福岡さんにとっての、センスオブワンダーだといいます。

 

 

生命という名の動的平衡、それを乱すような操作的な介入を行えば、動的平衡は取り返しのつかないダメージを受ける。表向き、大きく変化しないように見えても、生命と環境は1回限りの折り紙のようなもの。どんどんと崩れていく。

 

 

私たちは、自然の流れの前にひざまずく以外に、そして生命のありようをただ記述すること以外になすすべはないのである、それを少年の時に悟ったと。

 

 

 

確かに、1つの命を思えば非常に重い事ですが、福岡さんの心の中にはずっと生きてきた。

生き物と子どもが対峙するからには、死なせてしまう事もあるかもしれないですが、その学びははかりしれないものがあるという事ですね。

 

 

 

さて、私自身ですが、小さい頃は自然の中で、沢山の生き物をおいかけた経験が実はありません。セミだけ。

ペットとしての飼育は、父が好きであったので、アロワナだったり熱帯魚だったりしていましたが、昆虫は全く。

 

 

 

では、いつ興味をもったのか、というと、なんと子どもたちに指導してからです・・・

 

 

だから、昆虫は確かに苦手な人でした。

おそらく、カブトムシも触るのは微妙だったように思います。

 

 

でも、昆虫って触ってみたら、目が綺麗で、純真な感じといいますか、赤ちゃんと同じような扱いをしてしまうのです。

 

 

昆虫好きの子の興味の入り方とは、別だ、と感じます。

 

 

昆虫好きの子は、だいたいご家族が好きで、(ちょっとではなくて、すごく)採取にいったりしている。そして、たいがいの子が、「かっこいい」といいます。

 

 

昆虫が苦手な子に、じゃあ図鑑をおいてみたらどうだろう、という提案がありますが、私はきっとそれでも興味をもたないでしょう。もしかしたら持つ子もいるかもしれませんが。

 

 

私が思う昆虫好きにするきっかけは、擬人化です。絵本です。

 

 

おうちの方が苦手だと思う場合、生き物の死にざまを読んでみてください。生き物にも心があって思うところがある(本当のところはわかりませんが)と感じる事ができます。めちゃくちゃ面白いです。

 

 

 

 

 

 

すごく愛着がわくといいますか、虫に対して、母性的な心になるんですよね。

 

 

 

私は、昆虫をかっこいい!!と思った事はなく、母性的なものからの好きだろうな、と思う事があります。

 

 

だから、絵本の世界の中で、昆虫が動物村のようにしゃべったり、意見をいったり生活したりする様子をみせてあげると、自然に少し近づくかもしれません。

 

 

モンテッソーリは、学びを、「世界への鍵」を与える事だと。

そして、その鍵を与えるだけで、実際に扉を開けるのは子どもたち自身だと。

 

 

私もそうだと思います。

学びとは、この世界をより美しく、より感動的にみる視点を養う事ではないか、と。そして、そのきっかけを

つくってあげるのは、親だと。

 

 

だからこそ、嫌いではもったいないな、と思います。親も。とっても多様で、とっても自分とは違うもの。

そんなものを愛せる人であったら、世界はもっと美しくうつるかと思います。と、小さい頃の自分に言ってやりたいです。

 

 

 

 

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