小学校受験 結び目理論の基本 | 親子で取り組む小学校受験!TSUBASA通信教育

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こんにちは。TSUBASA通信教育の高橋です。

 



 

今日は☆ちゃんからご質問いただきました。

☆ちゃんはお姉ちゃんのときからTSUBASAでがんばってくれています。

 



 

ご兄弟、姉妹の方の下のお子様、ということを最近よく聞くようになって、本当に長く続けてこれたのも皆様のおかげです。

 



 

さて、☆ちゃんのご質問。

 

 

●紐をひっぱったときに結びめがほどけるか、そうでないか。

 

たとえば、こんな問題です。

 

 



実際はもっと紐のイラストになるとおもいますのでお子様にはわかりやすいかと思いますが、これをひっぱったときに結び目ができるか、ですね。

 

 

 

これ、解き方としては、「移動する」ということなのです。

 



片方を移動してみましょう。すると、ただのバツの交差ということがわかりますね。つまり、結び目はできません。

 


 

数学の世界には、「結び目理論」というものが存在します。

 

 



私はその専門家ではありませんので詳しいことはわかりませんが、この「結び目理論」では、端がつながっています。

 

 


このような状態ですね。

 


 

さあ、これほどいて、結び目のない輪にできますか?

 

 

まず、これを考えるときに、輪になったものをどのように移動するか、ということですが、結ぶようにではなく、ただ、重ねただけ、という箇所があります。

 

 

 

ライデマイスター移動、というそうですが。

 

 

 

上の輪は、いわゆる「移動してみると」輪がとけますね。

 

 

 

しかし、これはどうでしょうか。

 

 

 

移動しても、どこかでひっかかりますね。

 

 

 

もちろん、数学の分野ですので、もっと理論があるようです。

 

 

 

さて小学校受験の場合、理論でとくのではありません。

 

 

 

あくまで「経験」によるものから「ものの見方をかえること」が目的になります。

 

 

 

紐を頭の中で少しでも移動できることが重要になりますね。

 

 

 

さて、話は2番目の問題にうつります。

 

 

 

このような問題です。

 

 

 

これも、片方をそっとひっぱるか移動してごらん。と声かけしてみましょう。

 

 

 

すると、ひっかかることがわかりますね。

 

もちろん、前提として「リボン結びができる」ことが大事になってきますが、コツとしては片方の移動ということになるでしょう。

 

 

 

また、このように頭の中で動かせる力、ものの見方を変えて考える力、というのは重要ですね。

 

 

 

なかなか面白い問題でした。

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