朝ミュージカル「僕と彼女と物憂げな傘」
AIミュージカル「AI-WRI-EN」
2月公演が終演いたしました。
ご来場頂きましたみなさま、
スタッフキャストのみなさま
本当にありがとうございました!!
まさかの朝ミュージカルのmy千秋楽の次の日がAI-WRI-EN初日ということで2月の後半は怒涛の本番dayでした。
朝ミュのコンセプトは、朝ミュージカルという名前の通り、稽古や本番前の午前中の時間を使ってミュージカルをやろうというものです。
なので朝が早いんですよね💦
朝ミュの稽古が朝8時から始まり、その後AI-WRI-ENは夜22時まで稽古の生活でした。
自由が丘から浮間舟渡まで通う日々は、今思うと大分頑張ってましたね。
2作品のかけもちは、ありがたいことに中々ハードスケジュールでした。
というのも、朝ミュは上演時間が50分とはいえ、その50分の中にストーリーがしっかり詰め込まれています。
長台詞もあったり、歌やダンスもあるので意外と盛沢山です。
AI-WRI-ENは2人芝居ノンストップ80分なので歌も台詞もたくさんあります。
作品のタイプもハッピーエンドでカフェで上演している朝ミュと、
今後どうなっていくんだろうという問題提起を残して終わるアトリエで上演されているAI-WRI-ENで
同じ脚本家の話でもこうも違うのかと実際やってみて面白かったです。
喉がもつか心配でしたが、無事にできたので、本当に良かったです。
作品を切り替えることの難しさなど、両立することで色々学びもありました。
AI-WRI-ENは去年のメイキング公演を経ての本公演の初演でした。
メイキングから上演時間が20分増えて、曲も4曲追加になりました。
2人芝居のミュージカルなのですが、リプライズなども入れると30曲ある盛りだくさんなミュージカルに仕上がりました。
メイキングの時は僕が演じた詩月がAIに対して、嫉妬や葛藤をして、受け入れていくみたいな物語でした。
今回は大分暁葵の感情も描かれて、二人のすれ違いなども描かれるようになりました。
AIのお話ですが、より人間ドラマになりました。
上演時間は20分増えましたが、AI-WRI-ENの台詞は1文字も増えてないんです。
AIがテーマだからこそ、結果人間ドラマが大事だということに行きついたのが、なんか深いなぁと感じます。
劇場ではなく、アトリエのようなリビングに近い会場で上演しました。
客席と舞台上との距離がめちゃめちゃ近く、ストーリー的にも日常の2人暮らしの家の様子を覗き見するような感じです。
なので舞台と映像のちょうど中間のようなリアルさが求められる作品でした。
劇場と同じように芝居をすると大きすぎてしまうし、かといって声や感情の表現が小さいと伝わらないし、
今回の作品と会場でのリアルのバランスを探すのに苦労しました。
耳に残る素敵な楽曲だらけだったのですが、どれも一筋縄ではいかない難しい曲ばかりでした。
単純にキーが高かったり、8分の7拍子や、8分の6拍子など、普段あまり目にしない拍子で動く曲がたくさんありました。
一番難しかったのは、色々な発声のバリエーションをもっていないと歌えないということですかね。
M1は高音域ですが、主旋律のハモリではないので、少し抑えて出したり、
逆に「沈みゆく月」以降のソロ曲はがっつり出すとこが必要だったり、
3拍子の曲はまた違う歌い方だったり、、、
たくさん歌うからこそ、色々試行錯誤をしながら歌っていました。
二人芝居はたくさん歌って芝居させて頂けて本当に楽しかったです。
やっぱりたくさん芝居したいし、歌いたいので、
がっつりやらせていただける作品にまた挑戦したいです!
朝ミュのゲストのさやかさん
高校生の時にワークショップ公演でご一緒したり、
tiptapのコンサートでご一緒させて頂いてました。
舞台の共演は今回初めてで嬉しかったです。
まさか朝ミュで共演できるとは!
ロングラン公演だとこういうことがあって素敵ですね!!
同世代の都竹さん
1歳違いということで、すごい親近感湧きましたー!
朝ミュは一瞬だったのでまたいつかご一緒したいなぁ~
ゲストの遼介さん
実は去年「この世界の片隅に」のレコーディングでご一緒したときに
いつか朝ミュ出てくださいよーって言ってたらまさか本当に共演する日が来るとは!!
言葉にすると叶うものなんですね!
今年の初仕事も一緒だったり、最近なにかとご一緒することが多い遼介さんと
舞台では初めてご一緒することができて嬉しかったです!!
去年に引き続きのまいまいさん
二人芝居なので助けてもらいながら一緒に作っていったのですが
ほんと頼れるお姉さんです!
「GOD SPELL」以来中々ご一緒する機会がなかったので
今回一緒にできて嬉しかったですー!