東京ヤクルトスワローズ、3月9日に甲子園球場で行われた対阪神戦は5－2で勝利しました。
この試合は若手中心で臨みましたが、7回裏のショートの守備から出場したドラフト5位ルーキー伊藤琉偉選手は堅実な守備を見せました。
伊藤選手は、3月8日の甲子園遠征から一軍に帯同し、いずれも試合途中から出場しましたが、ショートの守備は目を見張るものがあります。
特に、ショートの見せ場のひとつである、三遊間の打球を捕球後、ノーステップで1塁に送球して打者走者をアウトにするシーンを2日連続で見せられたのは、アピールになったと思います。
スワローズのショートは、長岡秀樹選手が2022年の開幕戦で強烈にアピールし、そのままレギュラーに定着しましたが、守備は申し分ありませんが、打撃はまだ課題が多く、伊藤選手にもレギュラー争いに入り込めるチャンスはあると思います。
そのためには打撃の向上が欠かせませんが、2023年に在籍したBCリーグ新潟での成績は3割3分6厘、特に8月と9月は4割近い打率を記録するなど、伸びしろは十分にありそうです。
また、内野はあらゆるポジションを守れるのも強みで、スワローズは1～2年後には村上宗隆選手のメジャー移籍が既定路線である、さらに不動のセカンドの山田哲人選手の後継者問題も近い将来は確実になることから、伊藤選手にとってはレギュラー目指せるポジションはたくさんあると感じます。
是非、将来はスワローズの中心選手になってくれることを願います。
クイズに参ります、テーマは伊藤琉偉選手です。
【問題】
１ 伊藤琉偉選手が、高校卒業後に進学するも単位が足りず留年したために2年で退学した大学はどこでしょう？
２ 2024年1月の入寮時に、目標と掲げた選手は誰でしょう？
【解答】
１ 東京農業大学
２ 山田哲人…入団会見では「トリプルスリーを目指す」と語っています。