野村克也監督に「影のMVP」といわせたいぶし銀・土橋勝征選手の魅力 | 尾林衡史のクイズブログ

尾林衡史のクイズブログ

クイズ作家の仕事を行っております。
こちらでは趣味のプロ野球とクイズを主にアップしてまいります。

3月3日に行われたバンテリンドームナゴヤでの中日戦で、中村悠平選手は3番捕手で先発出場しました。

 

スワローズの3番打者は長らく山田哲人選手が務めていましたが、今年のオープン戦では2番や6番を務めており、おそらく

・山田選手の3番以外の適性を探る

・山田選手以外の3番の適任者を探る

ことを行っているように見えました。

 

そして中村選手の3番で思い出されるのが1995年につなぎの3番打者をつとめた土橋勝征選手です。

 

この年のスワローズは長年4番をつとめた広沢克己選手がFAで、その後の5番をつとめたハウエル選手が自由契約でいずれも巨人に移籍し、新しいクリーンアップを模索していました。

 

その中でシーズン中盤からは、3番土橋選手、4番オマリー選手、5番古田選手で定着しました。

 

土橋選手は3番といっても中軸ではなく「つなぎの3番打者」で、むしろ2番打者タイプでした。

 

土橋選手がチャンスメイクをして、4番にこの年MVPを受賞した主砲のオマリー選手につなぎ、その後を勝負強い古田選手がつとめ、そして下位に秦真司選手、池山隆寛選手、ミューレン選手と8番まで息をぬくことのできない打線でした。

 

野村監督は特に土橋選手の徹底してチームプレーに徹した打撃を高く評価しており「陰のMVP」を言わしめました。

 

この年の土橋選手の成績は、打率2割8分1厘、9本塁打、54打点と数字だけを見れば特筆すべき感じはしませんが、常に右打ちでチャンスを広げていた印象でした。

 

中村選手の3番は、そんな土橋さんの活躍を目の当たりにしていた髙津監督ならではの発想と感じました。

 

クイズに参ります。

テーマは「土橋勝征選手」です。

 

【問題】

1 土橋選手の1995年以降の背番号は5番ですが、入団から1994年までの背番号は何番だったでしょう?

 

2 土橋選手の大ファンであることを公言し、学生とのやり取りで土橋選手の名前をたびたび登場させていた、東京農工大学生協の職員は誰でしょう?

 

3 2006年、土橋選手と一緒に引退試合を行った投手は誰でしょう?

 

【解答】

 

1 38番

 

2 白石昌則…『生協の白石さん』の中の人

 

3 山部太