チームの浮沈を握る!?復活を目指す奥川恭伸投手の潜在能力 | 尾林衡史のクイズブログ

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2月18日に行われた千葉ロッテマリーンズとの練習試合に先発した奥川恭伸投手が、2イニング無失点、ストレートのMAXは149キロと復活を期待させる投球を見せてくれました。

 

 

 

 

奥川投手は星稜高校時代の2019年に夏の甲子園で準優勝、同年のドラフト1位でヤクルト、巨人、阪神との3球団が競合の末にヤクルトが交渉権を獲得し入団しました。

 

ルーキーイヤーの2020年は主に二軍で体力づくりにあて、シーズン最終戦に1試合先発したのみでした。

 

しかし、翌2021年は開幕からローテーションに入り、春先こそ苦しんだものの徐々に本領を発揮、交流戦以降は中10日の間隔が中心ではあるものの中心投手として活躍、特に後半戦は

 ・オリンピック明け開幕投手(この年は東京オリンピックで約3週間の中断アリ)

 ・クライマックスシリーズ第1戦先発

 ・日本シリーズ第1戦先発

と重要な試合を任されるようになりました。

ちなみに私は上記の3試合すべて見ていますが、このころは投げれば勝つという圧巻の内容でした。

 

威力あるストレートと、切れ味あるスライダーが武器ですが、2年目にもかかわらずコントロールが抜群によく、四球で崩れないことから安心して見ていられました。

 

順調に成長すると思ったものの、2022年3月31日の自身のこの年初登板試合で暗転します。

4回1失点で降板すると翌日に登録抹消、この試合は現地で観戦していましたが、この時はまさかこれから長い故障との戦いになるとは夢にも思っていませんでした。

 

2023年は二軍でピッチングを再開するも、まだ本来の状態ではないように感じながら見ていました。

それでもチームの先発投手が不足していたことからか、1軍登板も間近とされていたものの、そこで練習中に足を骨折、復帰プランは白紙に戻ります。

 

紆余曲折の末、2024年は背水の陣で一軍キャンプを過ごすと、充実のキャンプを過ごしていることは伝わってきました。

 

丸2年のブランクが開いたものの、復帰登板での投球は復活の期待を持たせるのに十分なピッチングでした。

 

2年間のブランクは決して無駄ではなかったといえるかは、これからの活躍にかかっていると思います。

 

是非、ニュー奥川を期待します。

 

クイズに参ります。テーマは「奥川恭伸投手」です。

 

【問題】

 

1 奥川恭伸投手がプロ初先発、プロ初勝利を挙げた相手チームはいずれもどこでしょう?

 

2 奥川恭伸投手が登場曲に用いているOfficial髭男dismの曲は何でしょう?

 

3 奥川恭伸投手が2021年のクライマックスシリーズファイナルステージ第1戦で記録した、「マダックス」とはどのような記録でしょう?

 

 

【正解】

 

1 広島東洋カープ

 

2 『宿命』

 

3 マダックス…大リーガーのマダックス投手が通算13回達成したことにちなみます。