センスの塊!ブレイク必至の内山壮真の魅力 | 尾林衡史のクイズブログ

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プロ野球はキャンプも後半に入り、紅白戦や練習試合など実戦形式の練習が増えてきました。

 

東京ヤクルトスワローズは2月15日に千葉ロッテマリーンズと初の対外試合となる練習試合を行いましたが、この試合で「4番捕手」として座り、3安打の活躍を果たした内山壮真選手にについて語りたいと思います。

 

内山壮真選手は富山県出身で石川県の星稜高校に進学、2年時の2019年に奥川恭伸投手を擁して夏の甲子園で準優勝を果たしたときは、2年生ながら4番打者を務めていました。

ただし、この時の正捕手は3年生の山瀬慎之助選手(現:巨人)で、内山選手はショートを守っていました。

 

その後、2020年ドラフト3位でヤクルトに入団します。

この時、実はオリックスも内山選手を指名予定でした。

ヤクルトとオリックスは同年、いずれも最下位だったのですが、この年のドラフトのウエーバー順位はパ・リーグが上位、つまり逆ウエーバーの3位指名は「ヤクルト→オリックス」でした。

内山選手をヤクルトが指名した時にオリックスのスカウトが非常に悔しそうな顔をしていたのは今でも覚えています。

 

もし、ウエーバーの上位がセパ逆の年だったら内山選手はオリックスに行っていたことを思うと、ヤクルトとの強烈な縁があったと感じます。

 

1年目は1軍で少し経験を積むも無安打、そして2年目の2022年は正捕手の中村悠平選手が故障で開幕に間に合わなかったこともあり、開幕1軍を果たします。

 

この年は、後半戦から大ベテランの石川雅規投手とバッテリーを組むようになり、22歳差のバッテリーは「親子バッテリー」と話題になりました。

(ちなみに内山選手が生まれた2002年は、石川投手のルーキーイヤーで、内山投手が生まれる前にプロ初勝利を挙げています。)

 

私は2022年の内山選手のプロ初本塁打(5月25日の日本ハム戦、8回裏に代打で出場し堀瑞輝投手から値千金の同点本塁打でした)を見ており、体は小さくてもパンチ力の強さと全身バネのような躍動感ある動きが印象的でした。

 

 

そして、2023年は打撃を生かすために捕手以外にも外野手にも挑戦、本職の外野手顔負けのプレーで守備でも魅せました。

ちなみに、外野はレフト、センター、ライトすべて守っており、どこを守らせても問題なくこなせるところが驚きでした。

 

さらに2024年のキャンプでは三塁の守備にも取り組むなど、さらなる挑戦を続けています。

 

本来であれば捕手一本で育てたいところですが、現状中村選手という絶対的な正捕手がいるなか、それでも打撃の良い内山選手を最大限生かしたいという首脳陣の思いが見られます。

 

そして、それに応えられるところが「センスの塊」と感じずにいられません。

 

2024年は飛躍の年にして、近い将来は日の丸を背負う選手になってくれることを願います。

 

クイズに参ります。

テーマは「内山壮真選手」です。

 

【問題】

 

1 内山壮真選手が小学生のころに、野球と並行して行っていた武道は何でしょう?

 

2 2022年の日本シリーズ第2戦、3点ビハインドの9回裏に内山壮真選手が同点本塁打を打った相手投手は誰でしょう?

 

3 内山壮真選手の応援歌の歌詞「大空彩る ○○な華を 未だ見ぬ景色の先へ 描けよ壮真」の○○は何でしょう?

 

【解答】

 

1 空手…内山選手の父の彰博さんは、空手の全国大会優勝経験があります。

     ちなみに現在は「内山精工」という会社を経営しています。

 

 

2 阿部翔太

 

 

3 壮麗