長岡秀樹も続け!スワローズの優勝に「最強8番打者」あり | 尾林衡史のクイズブログ

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東京ヤクルトスワローズの浦添キャンプを訪れている古田敦也臨時コーチが、長岡秀樹選手に「8番打者の極意」を伝授したことが話題となりました。

 

古田敦也さんは入団2年目の1991年、主に8番打者を務めたシーズンで打率.340で首位打者を獲得しています。

 

古田さんはこの時の首位打者について「8番打者は狙いを絞りやすい」と語っています。

 

このあたりは、くりぃむしちゅーの上田晋也さんとの共著『Q上田A古田 プロ野球で活躍する逸材とは?』に詳しく書かれています。

 

 

スワローズの歴史を紐解くと、強い時代には「最強の8番打者」が存在します。

 

1993年(日本一) レックス・ハドラー   3割0分0厘 14本塁打 64打点

1995年(日本一) ヘンスリー・ミューレン 2割4分4厘 29本塁打 80打点

1997年(日本一) 宮本慎也        2割8分2厘  1本塁打 33打点

2001年(日本一) 土橋勝征        2割4分9厘  2本塁打 31打点(出塁率3割1分5厘)

 

1993年と95年の両外国人選手は、いずれも「恐怖の8番打者」と呼ぶにふさわしい成績でした。

また1997年と2001年の両選手はいぶし銀のしぶといバッティングが光りました。

 

8番打者が打てることのメリットとして、試合序盤でいうと

 

①9番投手が送りバントでチャンスメイクできる機会が作れる

②2死無走者で8番打者が出塁すれば、次の回が1番から始まる

③2死で1塁が空いている場合、四球されやすい(9番投手まで回るので②と同じ結果が得られる)

 

そして後半になれば「8番打者がチャンスメイクすることで代打の切り札を出せる」機会を作れます。

 

反対にセ・リーグの場合、8番打者が打てないと「8番、9番でアウトが2つ計算される」ため、最低でも2割5分は打てることが必須と思います。

 

長岡選手は将来的には1番、2番を打ってほしい逸材ですが、そのためにもまずは8番で圧倒的な成績を残してほしいと思います。

 

クイズに参ります。

テーマは「長岡秀樹選手」です。

 

 

【問題】

1 2020年10月23日、長岡秀樹選手が初出場でついたポジションは、現在のショートではなくどこでしょう?

 

2 2022年の開幕戦でプロ初打点&4安打などの活躍を果たした球場はどこだったでしょう?

 

3 2023年5月5日、1点ビハインドの9回裏2死1塁から自身初のサヨナラ本塁打を打った相手投手は誰でしょう?

 

【解答】

1 セカンド

 

2 京セラドーム大阪…初打点は藤浪慎太郎投手から記録しています。

 

3 山崎康晃…同年5月度の「スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞」を受賞しています。

 

【解答】